【そもそも土俵に立ててる?】セックスレスの「話し合い」がうまくいかない理由はコレ。

先日Xにてこのような投稿をしました。

セックスレスの問題に直面すると、多くの人はすぐに"話し合い"をしたがります。

が、ほとんどの場合、その話し合いは、失敗に終わります。

というか関係性を悪化させるだけです。

なぜそうなるのか?

背景の話です。

(いきなり)話し合いはヤメロ!と言い続けているのは、双方が「土俵」にすら立ててないことが多いからです。

投稿自体はさほど伸びていませんが、DMなど反響もたくさんありました。

XのDMは開放しているので、気になることがあれば連絡ください。

以下、Xより転載(口語の書き殴りご容赦ください)

▶︎"すぐ話し合いたくなる"なんてのは超危険信号。


早見表を用意したから"なぜ話し合いをしたいのか?"振りかえって欲しい。

【レベル4以上は必須】

レベル4以上じゃないと話し合いは成り立たず、関係は改善どころか悪化する。これは100%。「どういう意図で話し合いに臨もうとしているのか」一回立ち止まりたい。

【話し合いたい理由はどれ?】

1.相手の変化を望んでいる
2.理由を追及しようとしている
3.条件提示と改善要求をしたい

↓関係を悪化させない話ができるのはここから↓

4.自分の態度を振り返る
5.相手の気持ちを聴こうとする
6.2人の関係性を考える
7.無理のないペースを探る
8.自分たちなりの理想の共有
9.関係全体の未来について話す

結局のところ、話し合いの質は"個人の成熟度"を反映する。1-3にいるということはつまり"共依存"状態。

なので"ズレ"を受け入れることができずに関係は崩壊する。1-3を目的とした話し合いなんて、自分の正当化と相手の批判と不安の押し付けにしかならず、傷つけあうだけ。

4のラインになってはじめてギリ土俵にのれる。状況を少し客観視できるようになって、自分の感情にも向き合えて、まだ動けないが、考えられるような状態。

(もしかすると一番、苦しいときかも)停滞しているように感じるかもしれない。だけど5を目指している限りは大丈夫。過渡期は絶対にある。強烈な孤独も感じているかもしれない...(苦しいけど、乗り越えて欲しい)

あと、話し合いには双方のレベルを考えることが大事。"双方"と書いたように、この問題はどちらか片側だけの問題ではない。

話し合う前に相手のレベルを4以上に引き上げないと話し合いは成立しない。仮にパートナーが1-3の状態だった場合、4以上に引き上げられるのは5のレベルに到達している人間のみ。

4のままだとまだ難しい。相手にひっぱられるから。

逆に、相手がどれだけ成熟した人間であっても1-3の状態で何度もかかっていけば、相手も1-3のレベルに合わせた対応しかしなくなる。

最悪の場合、マイナスに引っ張ってくる存在として見限られる。だから、相手がどうあれまずは自分が少なくとも4の状態にならないといけない。

だから話し合いの以前に、最低4、できれば5のレベルになれるように、自己理解であり、自分が抱える問題の整理なんだよなと。(カウンセラーや第三者を間にいれるってのは5以上の人間を間に置くということ)

ちなみにこの投稿をみて「とはいえ、うちは...」と思ったら、1-3にいることは間違いない。第三者である僕との対話すら成り立たないわけだから。

【最後に要点だけまとめ】

  • 話し合いの質は、個人の成熟度に依存する

  • 1-3の段階での話し合いは、お互いを傷つけるだけ

  • レベル4になってはじめて、建設的な対話の可能

  • 4での停滞が一番苦しい場合も多い(過渡期はある)

  • 相手が4以下なら自分は5以上のレベルが求められる

  • 間にはさむなら5以上の人間

自省をともなった苦しみにいるならきっと4。一番苦しいし孤独だし大変だと思う。だけど大丈夫。いける。

(このnoteは、すぐ確認できるよう、"いいね"で印をつけておくのがおすすめです。話し合いたいと思った時、要チェック)

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