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過ごしやすい国の条件

シンチャオ

投稿をサボってた10ヶ月の間にドイツ、タイ、マレーシア、ベトナム、スリランカの5ヶ国に行きました。
各国の旅記録はまた別で書くとして、今日はこの5ヶ国に訪問してみてどんな国が私にとって過ごしやすかったか綴ろうと思います。

結論、過ごしやすい国の条件は以下の3つが似てるいることだと思います。
①宗教観
②顔つき
③気候
私の持論なので、当てはまらない方もいるかと思いますがご容赦ください。

①宗教観
上の3つを見て「あれ?意外と食事って過ごしやすさの条件にならないんだ」と思われたかもしれません。
実はこの宗教観に食事も含まれます。
せっかくなので食事から解説します。
宗教によって「特定の食材を食べてはいけない」と言う話しは皆さんもよくご存知かと思います。
この食材の制限はその国の料理の味付けに影響していると思うんです。
どういうことかインドを例に見てみましょう。
インドは牛肉を中心に肉を食べない方が多くいます。
すると、野菜だけでは日本で言う出汁のような旨味成分を抽出しにくいため、最終的に香辛料に頼った単調だけどパンチのある味付けに収束します。
私も含め大多数の日本人は味の深みや、いわゆるコクが大好きですよね?
この味付けのギャップが日本人の食事との親和性が低い=過ごしにくさに繋がっていると思います。
宗教観は食事だけでなく街の綺麗さにも影響していると感じます。
理由と実例は一般化したとしても解釈によっては悪い印象を与えかねないため省略します。

②顔つき
インドから日本へ行くとき、よくマレーシア、タイ、シンガポールでトランジットします。
空港に着いてターミナルを歩くとすごい安心するんです。
なんでだと思います?
空港が綺麗だからではありません。
顔つきが似ているからなんです。
もう少し説明すると、自分の顔つきがインドではマイノリティだったのが、それらの国ではマジョリティになるからです。
(これ以降、日本人と顔つきが似ている人が多い国を「顔つきマジョリティ国」、少ない国を「顔つきマイノリティ国」と呼ぶことにしましょう。)
これは私の感覚になるんですが、顔つきマイノリティ国に行くと、どこを歩いても一瞬チラッと顔を見られます。
皆さんも日本でアジア系じゃない見た目の人がいたとき、どんなに意識していないと思っていても視界の中でフォーカスしてしまいませんか?
それは日本人が顔つきマイノリティ国に行けばもちろん逆転します。
チラッと見られるんです。
まぁでも見られても全然気にしない…と私も思ってました。
でも実際はこれが無意識のうちにストレスとして蓄積してるんですねー。
我々はモンゴロイドになるので下の地図の黄色がストレスフリーな顔つきマジョリティ国になるってことですね。

③気候
気候は性格への影響が大きいと思います。
上の2つとは異なり、日本と気候が似てる=性格が似ている=過ごしやすい、ではなく、気候による性格への影響を理解+自分の性格とのマッチングが過ごしやすさに繋がります。(要は人それぞれ)
さて、前置きしたところで実例です。
熱帯気候の人の性格ですが「沖縄タイム」という言葉ある通り、ゆったり穏やかですね。
私が住んでいるチェンナイの人ものんびりしてます。
時間遵守の面だけでなく、根本的に自分で何かを考える、計画することが苦手だと感じます。
これ、何でだと思いますか?
他の駐在員からの受け売りになるんですが「暖かい→木の実や作物が勝手に育つ→食べ物に困らない→計画性がない」という背景があるのだろう、と。
確かに、納得できる。
逆にデリーなどの北インドの人は計画性があり少し攻撃的です。
国境が近いために敵対する隣国から国を守らなきゃという基本思想があるのでしょう。
インド以外を例にとっても、ヨーロッパ北部の人が真面目で慎重派なのは雪に対する備えの思想があるからと考えられます。
そういえば、北欧の自動車メーカーであるボルボは雪の中で車が多少事故を起こしても家まで帰れるように頑丈な設計をしていると聞いたことがあります。
ほら、気候と性格って密接な気がしませんか?

いかがでしたでしょうか?
過ごしやすい国の条件とその理由。
投稿サボり明けというのもあり気合いを入れて書いてみました。

念のため、3つの条件に当てはまらないから過ごしにくい=悪い国というわけではありません。
もしあなたが刺激的な国に行ってみたければ3つの条件に当てはまらない国を探してみるといいかもしれません。

ちなみに、私がこれまで行った国の中で過ごしやすかったのはタイとベトナムです。
行ったことない方はぜひ行ってみてね。

またね。

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