早期デビューで勝利したのに大きな休養を挟み、3歳春を迎えた穴馬
みなさまおつかれさまです。
グラスワンダーの子孫でPrix de L'arc de triomphe、ぐらそんです。
ピースオブエイトとは大航海時代の価値の高い効果です。
8つの海を平和に。
今日は3歳春に注目してみたいと思います。
仮説として、2歳の6~8月あたりに早期デビューした馬がなんらかの理由で復帰が遅れた馬というのは成長力が違うのではないか。
やはり、2歳の6~8月に出れるというのは仕上がりが速いということで、ゲート試験もすぐに受かってスムーズだったということ。
だから、3歳春に復帰したとしても圧倒する。
先週のアルメリア賞でパドックを見ているとピースオブエイトが明らかに強い馬で、よく見てみるとグランディアやヴェローナシチーに新馬で勝っていた。それから34週休みで復活。
それを決定的にしたのはチューリップ賞のピンハイ。
新馬勝ちから34週あけて単勝100倍以上で2着した。
ということから仮説。
「2歳の6~8月デビューして、25週以上の間隔をあけてきた馬は1勝クラスくらいならものともしない」
さあ、この10年の3~4月の3歳馬のレース間隔別成績。
これをみていくと半年以上が必ずしもいいわけではない。
より詳細に見ていこう。
間隔20週以上の馬の前走別成績。
これを見ていくと、新馬戦だけ出走して間隔をあけて出てきた馬は勝率12%、複勝率31%、複回収値123%と優秀な数字になっている。
さて、その新馬戦組は前走0.3秒差以上つけているとかなり強い。
さらに前走3F1位だとこの成績。
チューリップ賞で大穴を空けたピンハイもこれに当てはまっている。
結論
「3歳春に中20週以上で出てくる早期デビュー馬はやはり成長力が高く仕上がっている。とくに新馬であがり最速を出していた馬は強い。かつ着差を広げて勝っているのなら文句なし。」
今週の特別レースではこれに該当する馬はいなさそうですが、1勝クラス平場のレースにこの傾向の馬が出てくるか注目してみてはいかがでしょうか。
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