AJCC回顧 レーベンスティールの不可解な負け
AJCCは当然、現地観戦していたわけだが、3〜4コーナーの勢いがいつものレーベンスティールではなかった。とはいえ、香港や新潟でも現地でこういうシーンはみた。不可解な負け方をする。いつもは上がりは最速なのだがそれでもない。こういうところもトウカイテイオーゆずりなのか。ルメールでも操縦性はどうにもならなかったのか。レーベンスティールは外国人騎手なら文句なしと思ってたが、香港ではモレイラも負けているし、他にも色々あるのかもしれない。とにかくレーベンスティールはこういう馬なので出資者もファンもこの痛みに耐えないと栄光はない。
距離というのが敗因とルメールは言っているし、もともと短い距離を進言していたのだが、実際には中山2200はG2を2勝している。
あとはセントライト記念やオールカマーと違うのは上がりがダノンデサイルでも36.0もかかっていること。AJCCは冬の中山最終週といいこともあり、馬場は荒れ放題でゴールドシップとかが沈んだこともある。特殊な馬場ということもあると思う。
それでも、やはりこの距離やペースは合わなかったのかもしれない。
確かにレーベンスティールの今のところのベストパフォーマンスは1勝クラスやエプソムCの東京1800である。マイルの方が良いのかもしれない。
とにかく、立て直して今のレーベンスティールに合った距離や条件で復活してほしい。
中山記念、マイラーズC、ドバイターフあたりが視野だろうか。もしくはワンチャン、フェブラリーでリアルスティールのダート適正を試したりだろうか。そこからの安田記念狙いというのが春の目標かもしれない。
できれば、叶うなら、秋は父リアルスティール、母父トウカイテイオー、曽祖父ディープインパクトとシンボリルドルフの勝てなかった天皇賞・秋を目指してほしい気持ちはあるが。