【ミッドナイトホーク次走情報】次走は小倉2600を目指すことになったミッドナイトホーク！長距離で一変なるか！

今週のシルクホースクラブ更新（1/29）

宮地貴稔調教師「入厩後はこちらの環境にすぐ慣れてくれましたし、飼い葉食いを含めて良いコンディションを保つことができていました。坂路コースで調教を開始しましたが、聞いていた通り、キャンターに入っていこうとすると、ハミをガツンと噛んで勢いよく走ろうとしていたことから、厩舎の中でも優秀なスタッフに騎乗させてコントロールの修正を行いました。少しでも冷静になってもらうために、ホライゾネットを着用してみたところ、徐々に収まって走ってくれるようになりましたので、29日の追い切りはＣＷコースでどれだけ落ち着いて走ってくれるか試してみました。今回の追い切りではホライゾネットは着用しませんでしたが、コースに入った瞬間はゆったり歩くことができていたものの、キャンターに入った瞬間にガツンとハミを取って進んで行こうとしていましたね。向こう正面まではかなり抑えるのに苦労していましたが、ペースが速くなると良いフットワークで走ることができました。騎乗した助手は『坂路では何とか収まって走ってくれるようになっていたので、これならフラットコースでも同じような走りができると思っていましたが、そこは甘くなかったですね・・・。長めから時計を出すのは初めてだったので、これでガスが抜ければいいのですが・・・』とのことでした。普通の乗り役なら耐えきれずにそのまま引っ掛かってしまうところを何とか我慢させて走らせてくれたので、まとまった時計でゴールすることができたのはこの馬にとって収穫だと思います。普段の調教や追い切りの様子を見ると距離を短くする方が折り合いは難しくないかもしれませんが、ストライドが大きな馬ですし、リズムよく走れればゆったりとした距離の方が良いタイプだと思いますので、このまま順調に仕上がるようなら、来週の小倉・芝2,600ｍ戦に向かいたいと思います。なお、鞍上は角田大和騎手に依頼しています」

考察

ミッドナイトホークは大分よくなってきたものの、まだまだ折り合いというには課題がありそうだ。それでも、周回での調教もしっかりできているようになっているということだし、よくなってきていることは確か。来週の小倉２６００ｍに向かうということ。まず、新馬が中京２０００ｍで勝ちきっているし、アザレア賞は阪神２４００ｍを道中から先頭にたって逃げた。このときは惨敗という形ではあるが、道中は非常に気分良さそうに走っていたし、こういう自分のペースで走れるのはいいのかもしれない。アザレア賞でもラストはたれたが、粘ろうとはしていた。小倉２６００ｍは意外といいかもしれない。兆しをみせてほしい。