俺達に明日はある

昨日は残業を5時間。駅を降りると雨が降っていて、濡れながら帰った。

仕事では、たくさんの確認をした。その度に色んな人に尋ねた。そこでそれぞれのやり取りをして、すんなりいくこともあれば、揉めることもあり。いや、仕事とはそーいうもんです。別にそれでいいのです。でもいつでも体は大の字で寝たいと思ってて、傍らにはアイスティーなんかを置いて。

まあその確認の一つ一つに神経が削られて、どんどん体の中の音が重く低くなっていく。終いには他人の声がトンネルの中での会話みたく、ぼんやりと反響して聞こえ始め、視界にモヤがかかり、食べ物の味はまるでチョークを食べてるようで、私はマスクの裏で笑うのです。その顔がみたいような、みたくないような。だからなにかをデストロイ、例えば壺、なんかをかましたくなるのです。


いいなと思ったら応援しよう!