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自作曲

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#オリジナル

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色んなことがあって 東北の街にやってきた
錆びたバイクと潮風 軋んで朽ちた防波堤
元気な体と疲れた心 日本海へ打ち捨てて
汽船の煙とともに 消えていく未練

名前のない奴らと語り合い
僕は立派な男の振りをした
海底トンネルは塞がれて
君との距離はちょうどいい

寒いのは身体じゃないんだ
寒いのは身体じゃない

商店街の居酒屋でサッポロビールを飲みながら
昔のケータイ開ける 隣の席は空いて

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高速道路がこの街まで
延びたことを君は知るよしもなく
季節外れのサンダル履いて
とぼとぼ歩いて銭湯へ向かいます


泣いてる君を見たいとかじゃなくて
泣いてる君でいいから
もう一度会いたいだけです


特急は全部の駅に停まって
あっためたコンビニ弁当はカチコチで
ちぐはぐな世界になってしまった
ししとうみたいに夢は萎んじゃった


目的地に着きたいとかじゃなくて
現在地から逃げ続けたい
それだけの

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僕の犯した 罪は消えそうか
バラバラの声 繋げられそうか
思い出の海 誰もいない海
貝殻の模様 同じのがふたつ

ずっと探してた夜 ときめいて
名前のあった日々が 夢のように揺れて
君の姿はここにありました
波打ち際に咲いた花

過ぎてく時を 風に委ねては
濁った空気 窓を開けたいな
街の外れの 冷えた鉄格子
銀河を駆ける 砂はエメラルド

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君を眺めすぎて  めばちこができた 
素敵な三連休を感謝してるよ
この薄いコーヒーを飲み干すまでに
散らかった思い出整理できるかな


「ありがとう」って言えたらいいな!!
「サンキュー」でも別にいいのかな?
僕の気持ちが何から何まで
君になら伝わってもいいなあ


光の泡を捕まえて照らしてくれないか


君があくびをして  ため息吐き出せば
あっという間に世界はひっくり返る
猫みたいな顔の犬みた

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わずかな時間を共に過ごした
彼女をよろしく
忘れないよ記憶を失っても
彼女をよろしく
こたつで足を伸ばせるのはいいな
彼女をよろしく
勝手に呟く強がった独り言
彼女をよろしく

世界で一番大好きだった彼女をよろしく
振り返ってくれ 最後にも一度
振り返ってくれ

ビートルズTに黒いキャスケット
彼女をよろしく
謎の組織に幽閉された
彼女をよろしく
苦い薬は嫌だと駄々をこねる
彼女をよろしく
心に傷

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笑われる人

僕のことをあざ笑う人がいて
その人のことを陰で笑う人がいる

カットフルーツとデカビタCを
買ってから君の病室へ
この頃から青空が嫌いになりました

僕のことをあざ笑う人にも
抱える不安や悩みがあって

看護師さんの靴音だけが
響く建物に君と二人きり
僕の匂いを君は嬉しそうに嗅ぐのでした

もっと謙虚に笑われて生きよう
夜空に釣糸を垂らすように

遅くなったし今日は帰るね
笑われる僕

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鍵もかけぬまま 階段を降りた
職務質問の言い訳なら考えてる
切れた街灯は俺の残骸を
むき出しにしてらあ 滲んでいく一番星

キレイな夜だからあなたに会えちゃいそうで
宛なくフラついている 夜風にもたれては

キレイな夜なのにあなたがそばにいないなんて
そのずるさが歯がゆいけど 温もり覚えてる

錆びた避雷針 カッコつけたまま
ギザギザ夜行性の不細工な夢を抱いて
心が軋んだ 水溜り踏んだ
街はホログ

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セリフがないんだ 僕だけなぜか
中庭で飼ってるツチノコに逃げられた
京都の街を一望したいなら
銀閣寺荘に住むといい

哲学の道が雨音を吸い込む
いつも悲しいからまともに生きられない
誰もが僕を無視して世界はまわる
頑張れケトル、もうすぐ夜明けだ

小さく歌って世界を変えろ
銀閣寺荘で野垂れ死ぬ前に
未練とタブ譜を燃やせストーブ
この部屋に君は来ない 多分

今でも夜空を見上げる時には
UFOがいな

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野良犬の恋

あなたのことが好きでした
心の隅に住んでいました
僕たち野良犬同士だろ?
どこかの路地裏で会えると信じる。

愛とか恋とかよく知らないけど
あなたを好きな気持ちがあります
真夜中のプールで踊り明かそう
無言のパレード過ぎ去っていく

僕には自信がありません
ロックンロールじゃなくなる自信がない
あなたを嫌いになる自信もない
だけど僕はロックンロールを選んだんです。
あなたは知らない人

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古いケータイ

画面の割れた古いケータイ
君専用のメールフォルダー
時々見返している
ボタン操作に手こずりながら

機嫌の読めない謎の文面
旅行の写真は画質も悪い
懐かしい言葉や思い出を
カセットテープが巻き取っていく

僕らの視線があうことはない
ブルーライトに照らされる部屋
100年後には骨董品かな
君は古いケータイに眠り続ける

今夜荷造りをはじめよう
寂しい人に枯れた花束を
君はいないが絵

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卒業アルバム

クモの巣が邪魔な部屋に
昔のアルバムが日に焼けて
開いたなら古い僕たちが
並んで写っていたのでした

悲しい思い出を君と増やそう
悲しい思い出を
永遠に閉じ込められた僕たちは
あの時何を考えてたっけ
思い出してみてもいいかな
思い出してみてもいいかな

スタバよりも純喫茶で
ワールドカップよりも真夜中を散歩
呼びかけても笑ったままの
君を見つめるのはあまりにもつらすぎて

虚しい思

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グローブ

グローブを買った
君とキャッチボールしたいから
グローブを買った
季節を春に戻せばよかった

町工場の夏の静寂
空き地に転がるため息と軟球
この夕焼けが燃え尽きたら
サヨナラしなくちゃいけないな

グローブを買った
君とキャッチボールしたいから
グローブを買った
季節は夏が本気出したところ

わかりあえずに
うつむいてる僕ら苦笑い
言葉にできない
気持ち抱えてグローブをはめよう

駐車

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恥ずかしがり屋のブルースを歌おうじゃないか
恥ずかしがり屋のブルースは今夜星になる
恥ずかしがり屋の魂を踏みにじりましたね?
恥ずかしがり屋の怨念は400年は続きます

抑えきれない思いがあるから
時空を越えて届けてみせる
さらけ出しても机上の空論
恥ずかしいのは最初だけだよ

誰かの影に隠れても安心はできない
地下シェルターを作っても追い詰められるだけ
恥ずかしがり屋のブルースを歌おうじゃないか

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誰の言葉も信じられないのは
僕の心が弱いから
君の言葉を信じたいけど
勇気が少し足りないんだ

君の涙がほしい 乾いた赤い空に

誰の助けも蹴散らしてきたんだ
冷たい枕濡らしてた
友達なのは優しい歌だけさ
きっと朝には眠れるさ

君の涙がほしい ズルくてダサい僕に