Teenage Fanclub Song

横山

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Teenage Fanclub Song


難しく考えずに思ったようにやればいい
僕らのハーモニーとエナジーを聴いておくれ
10代の涙が混じった劇薬を飲んでしまった
過ぎ去ったはずの青春が騒ぎはじめた

どんなに悲しい時でも
僕がいるからもう大丈夫
何度も繰り返す青春を旅してきたんだ

今日はライブに出掛けるよ
多分君の知らないバンドだよ
グラスゴーから届いたメロディーが
やっとレコードから飛

山のレコード屋

横山

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山のレコード屋


山の真ん中にある　ポツンと佇んでる
街を見下ろしてる　レコード屋に行こう

ログハウス調なんだ　淡い陽光が差し込む
甘い木の匂いもする　レコード屋に行こう

雑居ビルの中の　亀裂だらけの壁の
ホコリにまみれた　レコード屋も悪くないけど

かつて住んでた老人が
コーヒー飲みながら聴いた
所蔵品が並ぶ　山のレコードに行こう

リビングにはソフトロック
寝室にはジャズコーナー
書斎の

海

横山

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海


誰もやってこない崖にかろうじて残る
海沿いの美術館　僕はそこにいた
足音だけが響く　シャンデリア揺れる
古びた1枚のキャンバスを見つけた

描かれた君を観て灯台へと向かう
ベンチは濡れていた　ホッカイロ握った
固いパンを食べた　カモメが鳴いていた
強い風が吹いた　君の骨を撒いた

「やっと会えたね」　君が笑っていた
「さよならはつまらないよ」と囁いていた

サービスエリア　双眼鏡を覗く
迷

鴨川の喫茶店

横山

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鴨川の喫茶店


鴨川の真ん中に浮かぶ小さな喫茶店にある
ポストに手紙を入れたなら
隣の宇宙の自分に届くという

僕たち2人はとりあえず書いてみた
便箋3枚分のディスコグラフィー
笑いを堪えきれないままポストへ投げた
その瞬間、UFOが飛んできた

鴨川の真ん中に浮かぶ
喫茶店の上に浮かぶUFO
間抜けな顔して僕らは見上げた
ジョンレノンみたいな奴が落ちてきた

鴨川の真ん中に浮かぶ小さな喫茶店が

春のような人

横山

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春のような人


穏やかな風　ピンク色に染まる雨
君は春のような人　切なく笑う

君に似合う風をプレゼントしたくて
時計の狂った公園に来たけれど
僕のネクタイは曲がったまんまでした
反射する川の光はミラーボール

溢れる思い　沸き上がってくるけど
こんな声とギターだけじゃ伝えきれない
穏やかな風　ピンク色に染まる雨
君は春のような人　切なく笑う

シトラス色の爽やかな靴を履いた
新しい君に会うこと