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自作曲

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記事一覧

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輝く夜に太陽2つ
見つめる先にうつろうリズム

抱きしめられない恋をして
抱きしめきれない夢をみる

必要なのは旅に出ること
今日の自分にさよなら告げて

抱きしめられない恋をして
抱きしめきれない夢をみる

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色んなことがあって 東北の街にやってきた
錆びたバイクと潮風 軋んで朽ちた防波堤
元気な体と疲れた心 日本海へ打ち捨てて
汽船の煙とともに 消えていく未練

名前のない奴らと語り合い
僕は立派な男の振りをした
海底トンネルは塞がれて
君との距離はちょうどいい

寒いのは身体じゃないんだ
寒いのは身体じゃない

商店街の居酒屋でサッポロビールを飲みながら
昔のケータイ開ける 隣の席は空いて

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高速道路がこの街まで
延びたことを君は知るよしもなく
季節外れのサンダル履いて
とぼとぼ歩いて銭湯へ向かいます


泣いてる君を見たいとかじゃなくて
泣いてる君でいいから
もう一度会いたいだけです


特急は全部の駅に停まって
あっためたコンビニ弁当はカチコチで
ちぐはぐな世界になってしまった
ししとうみたいに夢は萎んじゃった


目的地に着きたいとかじゃなくて
現在地から逃げ続けたい
それだけの

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僕の犯した 罪は消えそうか
バラバラの声 繋げられそうか
思い出の海 誰もいない海
貝殻の模様 同じのがふたつ

ずっと探してた夜 ときめいて
名前のあった日々が 夢のように揺れて
君の姿はここにありました
波打ち際に咲いた花

過ぎてく時を 風に委ねては
濁った空気 窓を開けたいな
街の外れの 冷えた鉄格子
銀河を駆ける 砂はエメラルド

横山

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あぁ いつまでも 君よ変わらずに
あぁ 元気で暮らしていますように

あぁ 止まないな 春の雨に告ぐ
あの小さな木に咲く桜を散らすな

心閉じた部屋で 君を待つ日々は
ドス黒い夕暮れが沈む 光も諦めたクズ星

あぁ 笑ってる 君が楽しそうに
あぁ もういいや 夢と現実よ混ざりたまえ

未来は変わらない 今どんだけ足掻いても
誰の記憶にも残らない 風のような歌を歌うだけ

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遠い町から君を心配しています
オルゴールが夜を知らせてくれました
塗り替えてもう戻せない色
せめてタイトルつけて飾ろう

君に会うために必要なパスワードは
忘れてしまった!

荷物をまとめたら最後に
君をポケットに忘れずに
今日も知らない道はしる
たった一人のバンドワゴン
たかが一人のバンドワゴンは揺れて

人生において僕は冬の裸木のようで
遠くを見つめる君の瞳を
ただ動けずに眺めてるだけだった

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「熊が出没しました」と貼り紙があった
この山を越えたら俺は別人になる
ロックの情熱は頂上に置いてく
うめき声のエコーがこだまする

底なし沼に思い出は捨てた
どんぐりをピックにサンセットエアギター
爬虫類とも通じる心を持った
不気味なのはこの山か、それか俺か

獣と獣が出くわす
悪魔のY字路で魂と
引き換えに俺が得たものは
あの頃のままのあなたの残像

誰かが棲んでた小さな山小屋に
白い木漏れ日が

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君を眺めすぎて  めばちこができた 
素敵な三連休を感謝してるよ
この薄いコーヒーを飲み干すまでに
散らかった思い出整理できるかな


「ありがとう」って言えたらいいな!!
「サンキュー」でも別にいいのかな?
僕の気持ちが何から何まで
君になら伝わってもいいなあ


光の泡を捕まえて照らしてくれないか


君があくびをして  ため息吐き出せば
あっという間に世界はひっくり返る
猫みたいな顔の犬みた

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わずかな時間を共に過ごした
彼女をよろしく
忘れないよ記憶を失っても
彼女をよろしく
こたつで足を伸ばせるのはいいな
彼女をよろしく
勝手に呟く強がった独り言
彼女をよろしく

世界で一番大好きだった彼女をよろしく
振り返ってくれ 最後にも一度
振り返ってくれ

ビートルズTに黒いキャスケット
彼女をよろしく
謎の組織に幽閉された
彼女をよろしく
苦い薬は嫌だと駄々をこねる
彼女をよろしく
心に傷

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笑われる人

僕のことをあざ笑う人がいて
その人のことを陰で笑う人がいる

カットフルーツとデカビタCを
買ってから君の病室へ
この頃から青空が嫌いになりました

僕のことをあざ笑う人にも
抱える不安や悩みがあって

看護師さんの靴音だけが
響く建物に君と二人きり
僕の匂いを君は嬉しそうに嗅ぐのでした

もっと謙虚に笑われて生きよう
夜空に釣糸を垂らすように

遅くなったし今日は帰るね
笑われる僕

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鍵もかけぬまま 階段を降りた
職務質問の言い訳なら考えてる
切れた街灯は俺の残骸を
むき出しにしてらあ 滲んでいく一番星

キレイな夜だからあなたに会えちゃいそうで
宛なくフラついている 夜風にもたれては

キレイな夜なのにあなたがそばにいないなんて
そのずるさが歯がゆいけど 温もり覚えてる

錆びた避雷針 カッコつけたまま
ギザギザ夜行性の不細工な夢を抱いて
心が軋んだ 水溜り踏んだ
街はホログ

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セリフがないんだ 僕だけなぜか
中庭で飼ってるツチノコに逃げられた
京都の街を一望したいなら
銀閣寺荘に住むといい

哲学の道が雨音を吸い込む
いつも悲しいからまともに生きられない
誰もが僕を無視して世界はまわる
頑張れケトル、もうすぐ夜明けだ

小さく歌って世界を変えろ
銀閣寺荘で野垂れ死ぬ前に
未練とタブ譜を燃やせストーブ
この部屋に君は来ない 多分

今でも夜空を見上げる時には
UFOがいな

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野良犬の恋

あなたのことが好きでした
心の隅に住んでいました
僕たち野良犬同士だろ?
どこかの路地裏で会えると信じる。

愛とか恋とかよく知らないけど
あなたを好きな気持ちがあります
真夜中のプールで踊り明かそう
無言のパレード過ぎ去っていく

僕には自信がありません
ロックンロールじゃなくなる自信がない
あなたを嫌いになる自信もない
だけど僕はロックンロールを選んだんです。
あなたは知らない人

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古いケータイ

画面の割れた古いケータイ
君専用のメールフォルダー
時々見返している
ボタン操作に手こずりながら

機嫌の読めない謎の文面
旅行の写真は画質も悪い
懐かしい言葉や思い出を
カセットテープが巻き取っていく

僕らの視線があうことはない
ブルーライトに照らされる部屋
100年後には骨董品かな
君は古いケータイに眠り続ける

今夜荷造りをはじめよう
寂しい人に枯れた花束を
君はいないが絵

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