見出し画像

安倍総理の辞任をどう思いますか

安倍総理が持病の悪化を理由に引退表明をされましたね。最終的に支持率は、良かったのかそうでもなかったのか。コロナ対策に関しては、ピント外れのアベノマスクの配布に、だったらその分給付金に上乗せしてよ!と思ったし、森友問題も結局藪の中で。安倍さんだけが空回りをしてる印象で、自民党の他の政治家はなんだか影が薄く全体的にマンネリっぽくて、来年の9月までの任期って、正直、まだそんなにやるの? と、思っていましたが。いざ、こんな形での引退は、さすがに気の毒な気もします。リンダ。。さんは、安倍さんの突然の引退について、どう思われますか?
45歳 女性


まずは「お疲れさまでした」と、申し上げたいです。



辞任会見はしんどそうでしたね。おそらく、体調不安は以前からあったのでしょう。

総理として、7年8ヶ月もの続投は、想像を絶する激務でありプレッシャーであったことと思います。

そうして、自民党総裁としての任期をあと1年余り残し、ここへ来てのリタイアは、ご本人も「断腸の思い」とおっしゃっていましたが、さぞ無念なことでしょう。


安倍さんが《第1次安倍内閣》を発足したのは、2006年9月。前任の小泉さんの任期満了に伴う総裁選で、戦後最年少で内閣総理大臣に就任されたのでした。

就任後の記者会見で、小泉構造改革を受け、時代の変化に迅速に対応していきつつも『美しい国日本を作る』というスローガンを掲げられましたよね。

あたくしは、その育ちの良さを感じさせる言葉のセンスに、当時、とても好感を持ったものでした。

ところが、強烈なキャラクターで「無理が通ればどおりが引っ込む」とばかりにこれまで強引に物事を進めてきた小泉さん(あれはあれでワクワクしたし面白かったけれども)から安倍さんにバトンが渡された途端、それまで一枚岩に見えた自民党があっという間に綻び始め。

閣内でのスキャンダルが相次ぎ、党内では軋轢が勃発し、傍目で見ていても安倍さんの反対分子が彼の政策の足を引っ張るような場面が見え隠れし始めた頃

内閣支持率は小泉政権以来最低に落ち込み、それがそのまま反映されるように、自民党はその年の参院選に惨敗したのでした。

党内からは、これみよがしに総理の退陣を促す声が聞かれ “安倍おろし” が囁かれる中、ほどなくして体調不良を訴えた安倍さんは、たった1年で、内閣総理大臣を辞任することに。

そのときの記者会見も、ほんとうに辛そうで「ああ、この人重病人だわ」と誰の目から見ても明らかでした。

それはメンタル不調の悪化のようにも映り。「そもそも一国のトップの重圧はボンボン育ちのこの人には無理だったのだ」というイメージがついてしまった。


あたくし、この時の安倍さんの志半ばの退陣はまことに残念で

もうさ。寄って集ってそんなに苛めることないじゃんよ。せっかく改革の旗を掲げて頑張ろうとしてんのに…若くて経験不足はあたりまえ、それを周囲が盛り立てていかなきゃどーするよ。

と思いましてね。


そう。あたくしは、当時から応援してたんですよ安倍さんのこと。そして、総理としての安倍さんに、とても期待してたんですよね!



その後《福田内閣》時代のねじれ国会や《麻生内閣》の衆議院議員総選挙の惨敗で、自民党は、とうとう民主党に政権を取って代わられたのです。

(健常者であるこのおふた方とも、理由はどうあれたった1年でさっさと辞めちゃってるんですけどね? そっちんがどうかと思いますけれど)

しかし《菅内閣時代》東日本大震災への後手後手対応で国民から総スカンを食った民主党から、2012年に再び政権を奪回したのは、誰あろう完全復活を遂げた『安倍さん』でした。


その後、自民党は前回の安倍さんへの仕打ちを反省したのか、今度は打って変わって、忖度祭りだワッショイワッショイ。

いえね? いいんですよ、別に(…よかないですが。

森友学園も加計学院も一緒くたで『モリカケモンダイ』なんて言われましたが、そりゃあ、忖度も斟酌もあったのでしょうよ。

あったとしてもなんら不思議はないし、ある種、表に出るか出ないかだけでそのテの話は日常茶飯事なんじゃないかとね。

あんなのは氷山の一角と、叩けばホコリの出る人たちは

「ちっ、これがこんなに大騒ぎになるんだったら “あっちの話” が明るみに出たらどーなっちまうのやら」

などと、内心ヒヤヒヤした輩もいたんじゃないでしょうかね。

(なんだ  “あっちの話”  って)

不正はもちろん良くないですが、そりゃ、ありますよ。野党にしたって、そんなの暗黙の了解だろうし、五十歩百歩ですって。

だからね。そこそこにしとけばいいものを、与野党の国会答弁のあまりのひどさったら、双方聞いてられなかったですよ。これが国の最高機関に携わってる政治家のやり取りだと思うと、絶望的な気持ちになりました。

「もう、そんなことはどっちでもいいから (だって、真実なんてどーせ暴けやしないんだから!) 他に論じなきゃいけないことがあんだろ!」と思ったのは、あたくしだけじゃあなかったと思います。

総理を吊るし上げることのみを目的とする、あの稚拙な尋問を見て

国民が「さすが野党!こっりゃ政権交代だな」と、思うどころか「まったく時間の無駄! これだから、不正があろうが《自民党》なんだよ」では、逆効果だし本末転倒です。

その挙句、いつまでたっても埒があかないもんだから今度は “文書の改ざん” ですよ。

それに携わったことに耐えきれず、担当者が自殺に追い込まれるとか。。

まったく、揃いも揃って何をやってんだか!


「いいからこれ以上、そんなことに公務の時間を取らせないで欲しい」と、安倍さんの心の声が聞こえて来るようで、もう、心底うんざりしたものです。

しかしながら「安倍1強」の弊害とされたこれらの忖度に護られ、コロナ禍で格差と分断が進む中、内外の異論を封じて突き進む安倍政権の独善は、国際的に見れば世界がうらやむ安定ぶりだったわけですから。

『まつりごと』とは、ある側面からだけの評価ではない複雑な様相で成り立っていることを我々国民は思い知らされたのではないでしょうか。

誰がなんと言おうが難しい局面を、これまで乗り切ってきた安倍さんの手腕はあっぱれでしたし。このコロナの混乱のさ中、安倍さん以外の誰が国の先頭に立って引っぱってこれたでしょう。

あたくしは、安倍さんは、日本の首相として素晴らしい方であったと思います。


コロナがまだ終息をみせないこの局面で持病が再発し、第1次政権と同じ末路をたどることになったと、心ない「投げ出し」批判をする声もあるようですが

周囲の力を借りながら政権運営にもがき苦しみ、政権批判に耳を傾けたり、粘り強く国民を説得したりする気力も体力もとうとう限界がくるほど、持病が悪化したのでしょう。

そんなふうに言われることはご自身が1番よくわかってらっしゃるのに、自ら退任の選択をせざるを得ないことが、どれほど無念であるか。

あたくしは「これまで本当におつかれさまでした。どうぞゆっくりと休んでください」と、心から申し上げたいです。

アベノミクスがもたらした経済的豊かさは、すでに雲散霧消してしまった。誰が次の首相になろうと、コロナ禍が終息を見せないこの状況下において、悪戦苦闘することは目に見えています。

ですがー

あたくしが「ポスト安倍」に期待するのは、ただ一つ

変革の手を緩めることなく、安倍さんの志半ばのレガシーを後世に伝えて行ってくれる気合を持って政策に取り組んでいただきたい!

そして願わくば「やってみよう!」ということを、経験不足を理由に重鎮層が足を引っぱるようなことだけはしないでいただきたい。



だって、これから先は、人類が想像もし得なかった未来が待っているのですからね。

変化を懼れるようなリーダーでは、政治家では…日本の将来は暗澹ですよ。


A glamorous day for you。。

\\〇  おーじよりお願い  〇//
リンダ。。さんに取り上げてもらいたい話題
~お悩み、相談、疑問、講評依頼など~
大募集中です!
また、ここで回答してもらった後日談も募集中!!
アドバイス通りにやったらうまくいった。できなかった。
もっと詳しく教えて!などなど
こちらのメールアドレスまでどんどんご連絡ください!
*年齢は必須でお願いします。
g-life@a-corn.com

ライフプロファイリングシート
(リンダ。。の解説つき7,000円相当)
毎月先着10名様に無料プレゼント
※ ご好評につき 2020年8月分は終了しました
↓ ↓ ↓ ↓

友だち追加 バナー

ライフプロファイリングって何?
↓ ↓ ↓ ↓

LP はじめまして

The glamorous life をお届けしているのはこちら
↓ ↓ ↓ ↓

登場人物紹介 バナー



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?