グラグリッドが共創スナックを始めました!
地域にある「スナック」と聞いて、皆さんはどんなイメージを持たれるでしょうか?
もしかしたら、ママがひとりがんばって、お店は少し寂れて、なにか物悲しいイメージを持つ人がいるかも。
そんな「スナック」を、グラグリッドでは地域内外をつなぐ舞台としての可能性を見いだすための社会実験として、共創型ローカルプロジェクトセンターrutsuboと連携し、始めました。
その名も、「デザインスナックるつぼ」プロジェクト。
週に1回、土曜の夜に、ママ/マスター体験をしたい人がテーマオーナーとしてカウンターに立って、お客様として集った地域内外の人々とテーマに対する会話(セッション)を楽しむ場として始めました。
場所は、埼玉の寄居町。
グラグリッドの尾形が二拠点生活をしながらローカルプロジェクトを展開している地です。
4月29日にお店をオープンしたのですが、ここではその日の様子をレポートします。
ちなみに当日は、寄居の駅前拠点「Yotteco(ヨッテコ)」がオープン。
祝典に合わせて、町内7つのそれぞれの山車が第一弾の修復を終えて一堂に会す催しも開催され、多くの人で町が賑わった日でもありました。
グラグリッドの三澤(なおかママ)と川村(せんえんママ)がママ/チーママとしてカウンターに立ち、テーマとしては「デザイン」を掲げました。
お客様はいつもお世話になっている地元の人だったり、昼間の催しで初めて出会った地元の人だったり、多様な人たちが集う場に。
ママは、お酒を出したり、可視化したり。
もはや、ワークショップですね!
あっという間の時間でしたが、実際にやってみて、必ずしもテーマに対しての会話だけでなく、地域の話になったり、自己紹介になったり、お酒の話になったり、思いがけない話がそこで展開されていきました。
今回、ここで初めて会った人でも、寄居に関わる中では、どこかで再会することになるでしょう。そのときに、スナックでの体験は関係の質を高める潤滑油になったはず。
今後、地域内外をつなぐ舞台として、どのような仕組みや機能を設けていけばよいのか、試しながら実験を進めてまいります。
さて、プレ・オープン時には、コ・デザインの著者で、グラグリッドでも大変お世話になっている専修大学の上平先生にお越しいただき、マスター体験をされました。
上平先生は「カウンターから見る景色はまた違った感覚が味わえる」と、楽しげでした。また、誰かの一杯のためのボトルキープとして、上平ボトルの差し入れも。
上平ボトルは、書籍「コ・デザイン」を読んだ方なら誰でも飲んでよいとのことですので、ぜひコ・デザインを読んでから、スナックにお越しを!
そんなことで、お客様として訪問したいという方はもちろん、ママ/マスター体験をしてみたいという方がいらっしゃいましたら、ぜひ、テーマオーナーとしてお問い合わせください!
埼玉の秩父方面に遊びに来られる際は、ぜひ寄居にも、スナックにもお立ち寄りください!
お待ちしております。
(尾形)