「『ごめんなさい』の一言が持つ力—親子の絆を深めるために」
親から自分の大切なものを否定されたり
応援してほしい時に拒否されたり
そんな経験はありませんか?
そうした言葉は心に深く刻まれ
忘れたくても忘れられないものです。
傷つくほど
その記憶はより鮮明に
残るのではないでしょうか。
ところが
言った側は覚えていないことが
多いものです。
特に、親から子どもへの否定的な言葉は
意識して断ち切らなければ
世代を超えて受け継がれてしまいます。
今回は
その両方の経験を持つ女性のお話です。
彼女は
親から「かわいくない」「センスがない」と
まるで呪文のように言われ続けてきました。
大人になってからその理由を尋ねると
「そんなこと、まだ気にしているの?」と
逆に責められたそうです。
自分の子どもには絶対に否定的な言葉を
言わないと決めていた彼女でしたが
気がつけば、同じことを
我が子に
繰り返していたことに気づき
罪悪感を抱えていました。
それでも、このままではいけないと
意を決して子どもに謝ったそうです。
先日、彼女は子どもから
「お母さんはね、
『そんなこと恥ずかしくて
他の人には言えない』って言ったんだよ。
すごく傷ついた」と聞かされ
改めて自分が言った言葉の重さを思い知り
「ごめんなさい」と謝ったけど
その時の衝撃は忘れられないと
話してくれました。
彼女は
「子供が話してくれたから
再確認出来たわけで、ショックだけど
改めて気付けて良かった」そうです。
さらに、自分の母親のことは
どうしても許せない。
(いい加減、乗り越えたい)とは
思っているけれど
自然に任せようと思う。
自分の子どもには
同じ思いをさせたくないっていうのは
今も変わらないよ、と
語る姿から、彼女自身の葛藤を
乗り越えて行く
パワーを感じます。
過去の出来事は変えられませんが
子どもが話してくれたことに
心から謝まれば
気持ちは伝わっているはずです。
過去の悲しい出来事は
消し去りたいと思うかもしれません。
しかし、無理に忘れようとするほど
その記憶は鮮明になるものです。
何十年経っても心に残るものですが
「あんなこともあったな」
「私、よく頑張ってきた」と、
自分自身を褒めてあげてほしいと思います。
「生きていてくれてありがとう」と
自分に感謝する気持ちを持って欲しいです。
だからこそ、今の自分があるのですから。
彼女に厳しい言葉をかけた母親も
もしかしたら自身が子どもの頃に
親からの愛情を十分に受け取れずに
育ったのかもしれません。
ある意味では
被害者だったと考えれば
さらにその上の世代
祖母も同じような
境遇だったのかもしれませんね。
愛情を持って接することで
きっと幸せが訪れるはずです。
家族においても同じ事が言えますね。
パートナーにも愛ある言葉かけ、
大事だなぁと思います。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました(❁´◡`❁)
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