「気遣い上手」はトイレで差がつく！小さな習慣の力

　「イイ女はトイレの使い方が美しい」そうです。
きれい！それだけで気持ちが良いものです。
汚れたままの場所を使うより、清潔な空間のほうが快適なのは誰でも同じ。だからこそ、自分が使うときだけでなく、次に使う人のことを考えることができる人は、自然と「素敵な人だな」と思われるものです。

特に気になるのは洗面所。
水を使う以上、多少の水しぶきが飛び散ってしまうのは仕方がありません。　　
でも、使ったあとはサッとひと拭き。自分が汚した分だけでも拭き取る習慣があると、後の人が気持ちよく使えますよね。

　以前、ある公共のトイレで、こんな場面を目にしました。私の前の方が、鏡の前でメイク直しをしていました。それ自体は何も問題なく、むしろ身だしなみに気を配るのは素敵なことです。でも、洗面台に水滴が飛び散り、ファンデーションの粉がうっすら残ったままの状態で、そのまま立ち去ったのを見て、少し残念な気持ちになりました。

　一方で、ホテルの洗面所で見かけた光景も印象的でした。ある女性が手を洗った後、備え付けのペーパータオルで自分の手を拭き、そのついでに洗面台も軽く拭き取っていたのです。ほんの数秒のことですが、その心遣いは「素敵だな」と感じました。こういう人がさりげなく人に気を配れる人なのかもしれません。

「立つ鳥跡を濁さず」という言葉がありますが、これはトイレや洗面所でも同じこと。
使う前よりも、ほんの少しだけでもきれいにしておく。このちょっとした行動が、周りの人への優しさや品の良さとして伝わるのではないでしょうか。

　手を洗った後の水滴を拭く、トイレットペーパーをぐしゃぐしゃのままにしない、流し忘れがないか確認する。それだけで、次に使う人は気持ちよく過ごせます。こうした小さな気配りを続けていると、自分の気持ちも整ってくるものです。

　イイ女とは、見た目だけでなく、気配りや心遣いが自然にできる人のこと。トイレや洗面所の使い方ひとつ意識をすることで、生活が少しずつ心地よいものになっていくのではないでしょうか。そして、自然に品格が現れたら素敵なことですよね。

読んでいただき
ありがとうございました(❁´◡`❁)

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