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『自分の価値』を見つけるために家事の負担を軽くする

「ご主人に感謝ですね」
と言われることがあるのですが、
そう言われることに
とても違和感があるのです」
と話すSさんのお話です。

同じようなことを感じる方も
おられるのではないでしょうか。

Sさんは続けて
「ほんの少し家事をしたら
男性って世間から褒められるんですよね。
なんだか、不公平じゃあありませんか。

養ってもらってはきたけれど
家事負担はこちらの方が多いし
近所付き合いに、
義両親、義理兄弟の付き合いを併せたら
私はどれだけ主人側に協力しているんだろうと
思ったら私の人生って何だろうと思うんです。
それに、ほとんど私の実家へは
顔を出さないんですよ」

Sさんのお話には共感する部分が多くあります。

私たちの世代の女性は
仕事と家事、子育てを両立することが
当たり前のように思われてきましたね。

私の義母も
「家事は女性がするもの」との考えが強く
夫が食器洗いをしていると
「やらなくていい」と止めに入ることも
ありました。

私たちの親世代も
女性が家事をするのが当然という
価値観の中で育ち
それが「良い妻」になることだと
無意識に信じていた部分があるのかも
しれませんね。

しかし
今の時代は考え方が多様化してきています。
「おかしい」と感じることがあれば
変えていけるのは私たちです。

冒頭の「感謝できない」のは
自己評価が低くて自信がもてない
自己否定的なことが
原因の場合も有ります。

家事や育児、町内活動をこなしてきた
ご自身をたくさん褒めてあげましょう。

今まで頑張って来た分も上乗せして
「がんばったね。お疲れ様」と
一日働いた体を優しくなでたり
自分をハグするのも良いですね。

ご主人にねぎらいの言葉を
期待したいところですが
普段から感謝を表現しない人も
多いと思われるので
大きな期待はしない方が無難です。

少しずつ家事を簡素化したり
ご主人と分担していけるといいですね。

ご自身も、興味がることをやってみたり、
自分だけの活動を楽しみ、
夫婦それぞれの行動をお互いが認め合えたら
Sさんのような悩みが和らぐのかもしれません。

日々の自分へのねぎらいが
やがてご主人への感謝にも
つながることもあるのでは
ないかと思います。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました(❁´◡`❁)

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