後悔Part 2
今回は僕の小さい頃の失敗を語る。
簡潔に言うと、ちんこで真珠を作ろうとしていたのだ。それ以上でも以下でもない。
僕はおばあちゃんっ子で大好きである。幼い頃は良く家に泊まっていて一緒にいる時間も長いのでとても懐いている。そんなおばあちゃんの家でテレビを一緒に見ている時の話である。真珠特集であった。そこで初めて僕は真珠は鉱山で獲れるような宝石ではなく貝の中で育てるものだと知った。そして僕はふと思った。ちんこの中で作れそうじゃん!と。
作り方は簡単。ちんこに丸めたトイレットペーパーを入れて放置するだけだ。これから丹精込めて育てていくのだ。
そうしておばあちゃん家に泊まりながら育てた3日間。ついに完成した。全然真珠でもなんでもないが、熟成されたそれは幼い僕の達成感を満たすに充分な成長具合であった。お風呂に入る前、とてつもなく汚い、それを僕はおばあちゃんに見せた。僕の真珠を大好きなおばあちゃんに見せてあげたかったのだ。汚いと一蹴され捨てなさいと言われた。悲しいというよりこれって汚いんだなとだけ思った。
おばあちゃんはこの出来事を覚えているだろうか。汚いとだけ言い捨てさせたおばあちゃんの判断は多分ベストだ。あんな事しなければよかったと今も思う。おばあちゃんにはそういう姿を見せたくなかった。
今回はこれで終わる。