窓辺の魔道具士 古の魔法②
魔道具士それは、魔道具を創ることを生業としそれを売る者。
新しい魔道具を開発したり既存の魔道具を生産して、ゆっくり生きています。
魔道具は、魔法を使うのを手助けするものである。
青年に、自分で作った期待に答えようと満天の星空の元ペンを走らせた。
だが問題が発生した。
魔道具には、その物にあった魔法をあらかじめ掛けておくのだが、星の魔法がわからない「謎」の一言に尽きる。
だが手は、ある魔道具自体にに魔力的意味を作るのだ。その形は、星、その役割は、祈り
魔道具の全貌が見えた。その名を GALAXYCARD
丈夫な紙を素体にそれぞれ星の形をもした柄のカード、星の並びを地上で再現する。
40枚にも及ぶカードの束は、思ったより分厚くそこに無限の宇宙があるかの様である。
約束の日来る、青年は、希望の光に満ち溢れている。
魔道具の説明を済ませ、青年にカードを渡した、青年が広げたカードの組み合わせは、空中で巡り魔法の効果をあらわにした。
あたりいったいは、暖かな光に包まれ白い星は、輝く。強化魔法だ何となく体が軽い気がする。
青年は、こう言う。
「できた!星の魔法!!お姉さん素敵な魔道具をありがとう」
久しぶりに感謝をされ清々しく思った。
青年との別れを惜しみ、帰路につくこととした。
魔道具士は、風に涼む
#創作大賞2024