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英語速度upトレーニング

速読速解•直読直解を探求しています。

①理念について
昨今では急いで読む必要は無いとか、速読などするなとか、色々な事が言われておりますが、そのような事を言う指導者ほど《読むのが速く、解くのが速い》のです。
つまり、これらの議論は一定以上のスピードが読解最低速度として担保されている上での議論になるわけであって、最低スピードすら出せない我々が耳を傾けるべきではないのです。
そこで、我々はこの最低速度に到達する事を第一目標として掲げる事にします。

②世間への批判
1分間に〇〇Wordsというのが速読の指標と世間ではされていますが、ここでハッキリとその指標を否定しておきます。
理由は以下の2つです。

➊速く読めれば良いのではなく、速く読めて尚且つ速く解けるという2要素が必要なのであって、速読という概念だけに重きを置いている指標を導入するのは不適切であるから。
➋一度読めば完結するのではなく、設問を解くにあたり何度か読み返す必要があり、設問の英文•本文の英文を何度も行き交い、理解し、記憶し、設問を解かなければならないため、なんだかよく分からないけれど、速く読めますという状態は入試においてむしろ害悪であるから。

③実践について
極めてシンプルな方法で行います。
横山雅彦氏のロジカルリーディングと、太庸吉氏の直読直解によるスラッシュリーディングを併用し、爆速で問題を解き進める。
これを繰り返すだけです。
この鍛錬において、様々な発見があるはずなので、それらの発見をここに記録として残し、さらなる技術の錬磨に寄与させるというのが私の指針です。

以下は私のメモ書きです。(10/14)

【英文読解の作業手順】
《鉄則》カス内容→英語のまま理解

①段落ごとに番号振り
→1パラグラフ1メッセージ

②信号語に着目しながら、クレームの発見及びデータの認識

③読解を進めながら極論語にチェッカーを入れる

④よく分からない→同形反復を待つ

『設問』
Step1 極論表現捜索
Step2 極論内容
Step3 準極論
Step4 残った内容精査
「ポイント」最初に設問を読む時は頭の中で英語を発音しておおらかに理解+極論チェック


〜新設読解日本語訳〜
フトリの直読直解
★コンマがあったら全部切るし、S+Pが掴めたらとことん切る
☆(冒頭の)That 「そしてその事は」
☆(文中の)that 「それは何かと言うと」
☆A,B,Cの最初のカンマ「それは何かと言うと〜であり」
☆無生物主語「〇〇によって」
☆Although A「Aという事実はあるが」
☆which is 「それは何かと言うと」
☆whose 「それは誰かというと」
☆While 「一方対比され〇〇だが、
☆A,however,B「Aでは、逆転し、Bである」
【後ろにある副詞節訳出】
一旦主節の内容は切る。
☆untill•till「結果として」
☆before 「そしてそのあとで」
☆after「その前に」
☆when 「その時は」
☆because•since•as「その理由は」
☆since「いつ以来かと言うと」

※that の新訳「〜というのは何かというと」
関係代名詞の場合は、というのは何かというと,と言った後に、直前の主語に相当する名詞を引っ張ってくる(つまり、この新訳によって、思考実行する猶予が与えられ、情報もスッキリできる)
※分詞構文の説明•補足の意
※無生物主語は副詞であると解釈
※Although は事実を示す
※Whileは全部言語化しちゃう


[設問のアレコレ]
★設問の副詞には超注意
(副詞は怖いよ)
★本文との対応度をチェックする
★設問に本文と似た表現がある→必ず本文を確認
★not only A but also B→AとBの2つの要素を満たす必要がある(not butの構成要件)


《直読直解の徹底》

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