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推しは作らなくてもいい

こんにちは、くるみです。

今日は推しについてのお話しです。

最近推しという文化をよく耳にします。
私も初対面の相手から自己紹介のあとに「推しはいる?」「推しキャラは?」と聞かれることが増えました。
相手にとっては、推しを聞くというのは自己開示をして、相手との距離を測るための質問なのでしょう。

私はその質問をされるたび、返事に困っていました。
なぜなら、私には明確に推しといえる存在がいないからです。
推しがいないというと語弊がありますが、好きなアイドルやアニメなどはあります。
ただ、そのグループや作品が造り出している全体の雰囲気が好きなのであって、特定の人やキャラクターを応援しているわけではないのです。
ましてや、一目惚れすることなんてあり得ません。

この話、なかなか同年代の人からは共感してくれる人はいません。今では推しを持つのが当たり前、それを生きがいにする人もいるくらいなのですから。

私は考え方の違いはあるものの、どちらの考えも違っていて良いものだと思います。
推しがいないなんて人生の損失だ、楽しくないだろう、なんて言ってくる人もいますが、私は損失だとも思わないし、人生は楽しいです。

ただ、初対面の相手に推しの有無を聞いたり、存在意義を語るのはいかがなものかと思います。
初対面の相手に推しという自己開示をするのはハードルが高いと感じる人も少なくありませんし、ましてや押し付けのような思想を語られても良い気持ちにはならないでしょう。

さいごに、世の中は推しがいる人が大半のようですが、いてもいなくてもあなたという存在に代わりはありません。
誰かのために頑張るのも、自分のために頑張るのも素晴らしいことです。

推しがいる人、いない人、双方が良い気持ちで毎日を過ごせますように。

おやすみなさい。

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