番外編②(司法試験入門講座選び)
非法学部かつ忙しい社会人(可処分時間週15時間前後)という視点から選んでいきます!
1位 スタディング
費用:10万円程度
司法試験対応:☆☆
ロースクール対応:☆☆☆☆☆
コメント:
7法の基礎を短期間で習得できます。講師の小村弁護士は非法学部社会人出身ということもあり、法初学者が分かりやすいような説明、用語使いをして下さいます。
最大の強みは通勤や昼休憩といったスキマ時間に高速で講義も聞けて短答対策を進められることではないでしょうか。紙の教材が無いので視聴のみで理解できるよう工夫されています。
ちなみに私は往復3時間の通勤時間で入門講座を一周させ、判例講座により論文の書き方を習得しました。
唯一の欠点?は上位合格者向けではないことです。細かい議論にはあまり入らないので、中位下位でもとにかく合格できればと考えている方であれば問題ないと思います。ちなみに、ロースクールはこの講座と一般販売されている伊藤塾赤本やアガルートの論証集があれば超上位のロースクール以外は合格可能です。
2位 アガルート
司法試験対応:☆☆☆☆☆
ロースクール対応:☆☆☆
費用:30万円程度
コメント:
段階的な学習ができます。また、工藤先生の深く正確な知識のもと正しく学べます。ただし、全科目1周するのに時間がかかります。300時間くらい?
ネット環境があれば講義を聞くことができますが、教科書が紙ベースです。電車通勤の人にとっては向かないかもしれません。出張があまりなく自宅で毎日一定の時間を確保できる方ならありだと思います。
3位 加藤塾
司法試験対応:☆☆☆☆
ロースクール対応:☆☆☆☆
費用:25万円程度
コメント:
異色の経歴を持つ高野先生が授業されています。かなり分かりやすいと評判です。加藤塾の教材は基本書には散らかって載っている重要な情報を受験という視点で再構成されており、教材の精度も抜群です。
- 伊藤塾
司法試験対応:☆☆☆☆☆
ロースクール対応:☆☆☆☆
費用:100万円程度
コメント:
色々オプションがついていて可処分時間がない人には向かないと思います。もし大学生等であれば伊藤塾が有力な選択肢になるはずです。
最後に
入門講座といえどもけっこうな金額がかかります。自身の立場で合う講座、合わない講座があると思うので参考にして頂けたらと思います!