条件反射な洗濯物
家事の中で洗濯が一番好き。
いや、家事というカテゴリーの中でのランキングじゃなくても、
読書の次に洗濯が好き。というぐらい好き。
さかのぼれば、保育園に通っているときぐらいから
洗濯物を畳むことが私の仕事だった。
共働きの両親の元で育ったからか、そういう教育方針だったのかわからないけれど、物心ついた時からすでに洗濯物を畳む役割が与えられていた。
嫌だった記憶はいっさいなく、夕方におじゃる丸やアニメなど好きなテレビを見ながら畳むのは結構好きな時間だった。
ずっとそうやって畳んできたから、『別に畳まなくてもいいよ』と言われても、目の前に洗濯物を置かれると、無意識に畳んでいることもある。
条件反射みたいに。
多ければ多いほど畳みたい欲が高まる。
どれだけ早く畳めるかをひそかにタイムアタックしてた時もあった。
今までは洗濯をして、干すまでは母の仕事。畳む専門だった。
結婚して、洗濯のすべてを自分でするようになって一層洗濯が好きになった。
夫婦二人暮らし、そこまで毎日たくさんの洗濯物が出るわけではないから、数日に1回溜まったら回す程度。もっといっぱい、たくさん洗って、干して、畳みたいという願望を胸にしまい。数日おきの楽しみにしている。
たまに夫が「いっぱい洗濯物出してごめんね」ということがあるが、もっともっと出してくれ!と思っていることはなんとなく秘密にしている。
なんとなく・・・。
天気のいい日にたくさんの洗濯物を干し、太陽に照らされている服やタオルを見ているだけで、とてつもなく幸せな気分になる。
太陽の匂いをいっぱいに吸収したほかほかの洋服。
タオルは陽に当てすぎて若干ごわごわになるぐらいがちょうどいい。
こんなに好きだが、洗剤とか柔軟剤にはこだわりはない(こだわれよ)。
しいて言うなら、寝具系はShiroの柔軟剤を使う。ぐらいだ。
きれい好きでも家事好きでもないけれど洗濯は好き
(畳んだものを片付けるという作業は少しキライ)
ひたすら他人の家の洗濯物を回しては干して、乾いたら取り込んで畳む。
という仕事ないかな?なんて思いながら、今日は2日ぶりの洗濯を楽しむ。
台風が来る前、晴れているうちに干せてよかった。
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