2023年の始まりは破局から
2023年から2024年は本当に色んなことがありました。
心身ともに疲れ果てた1年をひとつずつ書き起こすことで、さまざまな思い出を供養していこうと思います。
怒涛の1年を暗示するかのように、2023年はつき合って3年経とうとしている彼氏との破局から始まった。
彼のこと
ひと回り年上の彼とはマッチングアプリで知り合った。
バツ2で子供は5人。
見た目は、期間限定で復活していた男闘呼組の中に混ざってもまったく違和感なくなじむような、所謂“イケおじ”。
趣味が多く、家事もこなす(わたしより家事力は高かった)彼とのおつき合いは、毎週末を彼の家で過ごす週末婚のような日々が3年近く続いていた。
終わりの始まり
おつき合いを始めて1年半くらい経った頃、彼が犬を飼うことになった。
保護犬で7歳のパグ♀
オリジナルのスエットやLINEスタンプを作成するくらい、わたしはこのワンコを溺愛していた。
彼から「俺の扱いが雑になっている」「俺がおまけになっている」としばしばクレームが入るほど、ワンコに夢中。
彼は夜勤もある仕事をしていたため、仕事中もワンコの様子がわかるようにペットカメラをプレゼントしたのだが、プレゼントする代わりに、わたしもペットカメラでワンコの様子が見られるように許可をもらって、毎日ワンコを愛でていた。
まさかこのペットカメラが破局のきっかけになるとは思いもせずに…
ペットカメラから聞こえたこと
2022年の12月、いつものようにペットカメラでワンコを愛でていた時、誰かと電話をしている彼の様子が映った。
会話の内容を聞いてしまうのもいやらしいなと思い、カメラの接続を切ろうとした瞬間、相手が女性だということがわかった。
スピーカーで電話をしていたようで、相手の声も丸聞こえ状態。
相手の女性には心当たりがあった。
少し前に同窓会で再開した同級生。
同級生というより「男と女」の雰囲気をなんとなく感じ取ったわたしは、しばらく会話の内容を聞いていた。
「昨日ヒマだったの⁈だったら会いに行けばよかった~」
「もう電話切るの?もっと話そうよ」
電話をしながら彼が出かけたため、それ以上何を話していたかはわからなかったが、彼が出かけた後もしばらく心臓がバクバクしていた。
この二人の間にはすでに何かが始まっている…そんな予感がした。
長くなりそうなので今日はここまで。