プロキシサーバ
プロキシサーバーとは
インターネットへのアクセスを代理で行うサーバーのこと。
英語でプロキシ (Proxy) は「代理」を意味する単語。
プロキシサーバーの仕組み
通常インターネットへの接続は、PCのブラウザから直接Webサイトに対して行われる。その接続をプロキシ経由にすることで、PCのブラウザはプロキシへのアクセスとなり、プロキシが代わりにサイトにアクセスしてデータを受信し、そのデータをPCに送信するようになる。
どうしてプロキシサーバーを使うのか?
コンテンツのキャッシュ(表示の高速化)-----プロキシサーバーはアクセスしたサイトのファイルなどをキャッシュとして保存する。特に頻繁にアクセスするサイトであればプロキシサーバー内にデータが保持されているので、毎回特定のサイトにデータを読みに行かずともプロキシサーバー内のデータを使うことによって表示の高速化が可能。
セキュリティの強化-----Webサーバーから送られてきたコンテンツをチェックし、不正なコードやマルウェアが含まれていないかをチェックしたりする
アクセス元を隠すことができる-----Webサイトの運営者はアクセス元のクライアントPCが分からなくなり、特定されにくくなる。
アクセスログを管理できる-----プロキシサーバーの管理者はアクセス元のクライアントPCのWebブラウザからどのようなサイトへアクセスしているのかという情報をログとして確認できる。
不要なサイトへのアクセスを制限できる-----Webサイトへのアクセス制限をするURLフィルタリング(Webフィルタリング)が可能。