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【ヒュージ・リーダーズ】いろいろデッキ紹介(2024年12月)



はじめに

こんにちは
普段週末ヒュージ・リーダーズ交流会で遊んでいる村民の一人です。
ヒュージリーダーズ諸先輩方の素敵で為になるnoteを拝見するにつけて、自分もデッキ紹介をしてみたい衝動に駆られて勢いでnoteを書き始めてみました。とはいえ、色々なデッキを作ってきたため、それを一つ一つ丁寧に解説するのはメンドくさ・・・とっても大変なので、今回は個別のデッキ紹介というよりは、半備忘録的に今までに作ったデッキの簡単な紹介とさせていただきます(元々大部分の文章を夏に書き上げていたのに、投稿直前で生来の面倒くさがりが発動して今更過ぎるタイミングでの投稿ですので、ファウンデーションやらダスクモーンやらここ数か月のカードをほとんど更新できてない点及び、ここ数か月で新しく組んだデッキについて触れていない点と合わせて、ご容赦ください)。

内容的には
・統率者:
(種類別:コロッサルorフレンドリー)
・コンセプト:
・狙い筋:
・一言コメント+デッキレシピ
となります。

それでは順番にご紹介させていただきます。

・統率者:
《始祖ドラゴン/The Ur-Dragon》(コロッサル)

・コンセプト:
威光の能力もフル活用して、最短最速で強い動きを取る(4ターン目までに6~7マナの強力な呪文を唱えて、そのまま押し切る)。長期戦は考えないものとする。

・狙い筋:
枯渇ランド含めた2マナ出る土地と統率者の威光の能力で本来5マナでマナ加速ができるドラゴン 《多欲なドラゴン/Rapacious Dragon》、《アストラルの狩人、ガナクス/Ganax, Astral Hunter》、《黄金架のドラゴン/Goldspan Dragon》、《骨集めのドラコサウルス/Bonehoard Dracosaur》らを2~3ターン目に着地、その次のターンに6~7マナの呪文(《セルヴァラの暴走/Selvala's Stampede》、《知識の搾取/Knowledge Exploitation》)を唱えたり、《ヘルカイトの狩猟者/Hellkite Courser》からの始祖ドラゴンで一気にアドバンテージを稼ぎに行く

・一言コメント:
本デッキは始祖ドラゴンを強く使うための方向性として、威光によるマナ加速にスポットを当てています。ただしコンセプトにも記載のとおり、マナ加速からの呪文ぶっぱに重点を置いている関係上、デッキに入っているドラゴンの数自体はそこまで多くなく、無限コンボも入れていないため、リソースを削られ続けると勝ちきれない可能性が出てくるため注意が必要です(そもそもゲームレンジがそこまで伸びた時点で勝ち目は薄いですが・・・)

その他の注意点としては、統率者のヘイトが著しく高いため、ひたすら妨害が飛んできても泣かないこと《クローサの境界/Krosan Verge》や《乾燥台地/Arid Mesa》などの起動をかき消されたり、優先して土地が割られることも間々あります涙)

余談:筆者はヒュージリーダーズの統率者で始祖ドラゴンが一番好きで、夢はメンバー全員の統率者が始祖ドラゴンの卓を囲むことです(始祖ドラゴン3体までは経験あり)。そのため始祖ドラゴンのデッキを最低4種類作成したいと考えているため、
もしデッキ作成のアイディアをお持ちの方は、ぜひともご教示いただけますと幸いです。

・統率者:
《ウィンドグレイス卿/Lord Windgrace》(フレンドリー)

・コンセプト:
土地をいっぱい出して、《迷路の終わり/Maze's End》で勝ちたい

・狙い筋:
1. 土地を伸ばす呪文から《大地の作り直し/Reshape the Earth》を唱えて、迷路の終わりと《Glacial Chasm》で引きこもって特殊勝利
2. 《死者の原野/Field of the Dead》から大量のゾンビを出して殴り勝つ
3. 《暗黒の深部/Dark Depths》と《演劇の舞台/Thespian's Stage》でマリッドレイジを出して殴り勝つ

・一言コメント:
一応サブプランで殴り勝ちも狙えますが、本命は迷路の終わり。大地の作り直しから大量の門とともにChasmを一緒に出すと土地に触れる呪文が少ないこともあり、結構決まります。統率者のおかげでChasmも張り直しができるなど意外としぶといです。
特殊勝利ができるデッキなので、既存のデッキに飽きてきた方、よかったら組んでみてください。

・統率者:
《再鍛された研究者、メーレク/Melek, Reforged Researcher》(フレンドリー)

・コンセプト:
メーレクで自分のターンだけでなく対戦相手のターンも呪文のマナコストを軽減して気持ち良くなる

・狙い筋:
《希望の標、チャンドラ/Chandra, Hope's Beacon》や《発展の暴君、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Progress Tyrant》が場にいる状態で《チャンドラの灯の目覚め/Chandra's Ignition》のコピーをメーレクを対象にして打つ。
トークンを数体並べて、《分岐変容/Divergent Transformations》や《集団変身/Mass Polymorph》から《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》と《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts》をそろえたり、上記のジン=ギタクシアスや《陰謀の解明者/Conspiracy Unraveler》を場に出して制圧する

・一言コメント:
2023年のプレイヤーズコンベンション横浜で同じくメーレクを統率者にしていた方から分岐変容の存在を教えていただき、クリーチャーを最低限にした今の型を作成してみました。
《ロリアンの発見/Lórien Revealed》のサイクリングだったり、《精霊の傑作/Elemental Masterpiece》や《マグマ・オパス/Magma Opus》での宝物作成などでインスタントかソーサリーを墓地に送らないと最速でメーレクがキャストできませんのでご注意ください。

・統率者:
《古生物学者、エリーとアラン/Ellie and Alan, Paleontologists》(フレンドリー)

・コンセプト:
統率者の能力であれこれ場に出して、継続的にアドバンテージを稼ぐ

・狙い筋:
序盤にサイクリングなどを活用して、クリーチャーを墓地に落として、統率者の能力のエサにする。
⇒《チャクラムの受け手/Chakram Retriever》や《精神力/Mind Over Matter》、《伝承の語り部、チュレイン/Chulane, Teller of Tales》が場に出れば連鎖がどんどんつながっていき、最終的にはかなりの物量となる。

・一言コメント:
こちらもメーレクと同じ方にチャクラムの受け手を教えていただき、初期の頃から若干変更が入っています。例えば以前は《ゴロゾス/Grozoth》を入れていましたが、結局マナコストの大きいクリーチャーを入れても発見のランダム性によりあまりうまくいかず、今の型になっています。
とはいえ、そもそもパーマネントはかなりの量が並ぶのですが、数回殴りにいかないと勝てないため勝ち切るのが大変です。とにかくカードをどんどん場に出すのがお好きな方にはおすすめです。

・統率者:
《万物の座、オムナス/Omnath, Locus of All》(フレンドリー)

・コンセプト:
統率者の能力でカードをたくさん引きつつ、色拘束がきつくて普段なかなか唱えづらい呪文を唱えたい。

・狙い筋:
オムナスを4マナで場に出して(黒マナはライフ2点で支払)、1マナ浮かせて次の自分のターンに7マナのビックアクションまたはオムナスの能力で引いたカードからマナが出る展開であれば、手札の重たい呪文を唱える(理想的な展開として過去にはオムナス着地の次の自ターンで《全知/Omniscience》が場に出たことがあります)。

・一言コメント:
続唱からの《風の騎兵/Cavalier of Gales》や《碑出告と開璃/Hidetsugu and Kairi》でデッキトップを操作できるとビックアクションがとりやすいです(オムナスを除去されるリスクは高くなりますが・・・)。
オムナスが許されるかどうかで分水嶺、そのあとの引きが運次第なので、安定性には欠けますが、ヒュージリーダーズらしいビックアクションができる楽しさがあります。

・統率者:
《船壊し、ダーゴ/Dargo, the Shipwrecker》と《東の樹の木霊/Kodama of the East Tree》の共闘(フレンドリー)

・コンセプト:
ダーゴを無限に出し入れして悪さをする

・狙い筋:
生け贄からダーゴを1マナでキャストした状態で、《熱足ナメクジ/Thermopod》とダーゴが揃うとダーゴの無限キャストが可能になるため、ダーゴの無限キャストから《起源の嵐/Genesis Storm》でライブラリから全パーマネントを出す(《峰の恐怖/Terror of the Peaks》で焼き切るか、《隠れしウラブラスク/Urabrask the Hidden》で速攻を与えられるため全力パンチ)。
ダーゴの無限キャスト時に峰の恐怖か《騒乱の道化/Havoc Jester》のどちらかが場にいれば、無限ダメージ。
サブプランとしては東の樹の木霊をキャストしている状態でダーゴをキャスト、木霊の能力で手札のパーマネントを場に出してアドバンテージを稼いて殴り勝つ

・一言コメント:
単純なデッキなようで色々な組合せやルートがあるため、一人回しをしていてもなかなか楽しめます。理想的な動きとしては、4ターン目に《多産攻撃の司令官/Spawn-Gang Commander》か《エムラクールの孵化者/Emrakul's Hatcher》をキャスト、5ターン目木霊からのコンボ始動ですが、それでなくても木霊を出した次のターンまで木霊が生存していれば、土地から出るマナ+ダーゴのキャストでだいたい手札を使い切れます。コンボにつながればそれで良しだし、そうでなくとも相応な圧の盤面になります(まあ木霊のヘイトが高いので、そもそも無傷でターンが戻ってこないことの方が多いです。あと全除去は勘弁してください。)。
とはいえ、もうちょっと改造できそうな気もしており、頭を悩ませています。

・統率者:
《秘密売り、ティヴィット/Tivit, Seller of Secrets》(フレンドリー)

・コンセプト:
ティヴィットの能力を活用してアーティファクトをいっぱい出して、相性の良いカードで勝ちに行く。

・狙い筋:
ティヴィットと《狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator》で無限手掛かり(普通の盤面なら対戦相手は宝物よりも手掛かりを選ぶでしょうから)、その状態で《残忍な空渡り、カルメン/Carmen, Cruel Skymarcher》がいれば無限ライフ+無限+1/+1カウンター、《河童の砲手/Kappa Cannoneer》なら無限+1/+1カウンター、《絡み集めの海藻/Tangletrove Kelp》なら無限8/8トークン、《橋の主、テゼレット/Tezzeret, Master of the Bridge》なら+2能力で無限ライフルーズなどが起こります。そもそもティヴィットが場に残り続けるだけで航海士が絡まなくても、そこそこのインパクトになります。

・一言コメント:
色的にマナ加速が厳しいのがどうしてもネック、試合が長引けばティヴィットが生きてくるはず・・・。じっくりした対戦がしたい方、ご検討ください。

・統率者:
《暴君、メガトロン/Megatron, Tyrant》/《破壊的な力、メガトロン/Megatron, Destructive Force》(フレンドリー)

・コンセプト:
メガトロンでマナをいっぱい出して、重くて強い無色のカードをいろいろ使いたい

・狙い筋:
基本的にヒュージリーダーズで一般的なマナ加速は行わず、4ターン目にメガトロンを裏面で出す。あとは親和持ちのアーティファクト等を場に出して、メガトロンの能力で生贄からの大量のマナで重いアーティファクトを展開する。メガトロンの能力で《ウギンのきずな/Ugin's Nexus》を割れると大変気持ちが良い。

・一言コメント:
2023年のプレイヤーズコンベンション愛知でメガトロンを使っていた方に触発されて組んでみたものです。マナ加速しづらい色の組合せですが、メガトロンを4ターン目にキャストするので、加速しなくても支障はないという主張が目から鱗でした。
とはいえ、他よりもマナ加速が遅れるので、さっさとメガトロンでマナを出したいのですが、能力の起動条件が結構面倒くさいのはご愛嬌ですかね(とほほ

以下はネタデッキです。

用法用量を守って、もし使うとしても洒落のわかる身内同士の対戦で使うに留めるのが無難です。
※場が冷え冷えになっても筆者は責任取れませんので、使用は自己責任でお願いいたします。

ネタデッキその1
・統率者:
《プラーグとナサーリ/Plargg and Nassari》(フレンドリー)

・コンセプト:
続唱マシマシでプラーグの能力が起動できれば、キキジキ徴収兵を簡単に揃えられるのでは?

・狙い筋:
プラーグをキャスト後、無事生存して自ターンのアップキープを迎えて能力が誘発したら、自分のデッキのカードを唱えましょう(対戦相手に除外された場合は、次のターンまで待ちましょう)。
自分のデッキに入っているカードは基本続唱ばかりなのでカードをめくります。5マナのカードはキキジキ徴収兵と創造の技、《熱狂のリフレイン/Rousing Refrainしか入っていません。プラーグでキャスト、手札からキャストでだいたいキキジキ徴収兵がそろいます
・一言コメント:
プラーグが除去され続けたらあきらめましょう。
あとキキジキ徴収兵に全振りは個人的に拒絶反応がでたため、《キーパー・オヴ・シークレット/Keeper of Secrets》と《ナルフェシュネー/Nalfeshnee》を入れていますが、無い方が確実です。熱狂のリフレインもノイズですが、5ターン目に7マナ以上のカードしか手札にない場合のリカバリーとして入れています。
種が割れると、ヘイトが高まるのと、確実にキキジキ徴収兵に対応されるため、わからん殺し用ですが、見ず知らずの人にこれで勝ちに行くのはやめておきましょう(ならデッキを作るなと言われると困りますが、アイディアを思いついたら形にしたくなるのはカードゲーマーあるあるですよね?)


ネタデッキその2
・統率者:
《大渦の放浪者/Maelstrom Wanderer》(コロッサル)

・コンセプト:
続唱マシマシで以下略~

・狙い筋:
最速で放浪者をキャストできるよう土地をマリガンで厳選します。放浪者をキャストできれば、だいたいキキジキ徴収兵が揃います。
ただ《創造の技/Creative Technique》がキャストできるのなら放浪者キャストよりも早いです。
《エント最後の進軍/Last March of the Ents》がノイズですが、キキジキ徴収兵が手札に来たとき用の保険として入れています。

・一言コメント:
コロッサル制定に際しての放浪者解禁時に、放浪者を統率者にして、5マナ域をキキジキ徴収兵だけにして続唱呪文だらけにしたら、確実に勝てるのはいかがのものかと苦言を呈されていた方がいるのをみて、本当にそれで勝てるのか、いやそんな簡単なはずはないの精神でデッキを組んでみました。

結果は案の定、キキジキ徴収兵に対応されて負けました!

また、ひたすら土地を出すだけのゲームですぐに飽きが来るつくりなのもマイナスポイントでした。とはいえせっかく作ったので、レシピを置いておきます。くれぐれも使用は自己責任でお願いいたします。

おわりに

思っていた以上に投稿に時間がかかりました(笑)、とりあえず投稿完了です。
この記事が何らかの参考にでもなれば幸いです。ここまで読んでいただきありがとうございました。

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この記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。
ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。
題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。
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