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初夢とセカンド夢とおみくじの話。


初夢とは、新年になってから初めて見る夢のこと。
一般には大晦日から元日にかけて見る夢とされている。

私はよく夢を見るタイプで、大晦日から元日にかけて初夢を見た。

初夢の話


私は中学生になっていた。
当時、とあるきっかけで不仲になってしまった友達と喋っていた。

だんだん夢に馴染み、時系列がわかってきたときに気づいたのは、この夢はその"とあるきっかけ"の後のタイミングだった。

「話し合おう。いつから何を言われたの?」

と私が何回もその子に声をかけて話し合いの時間を作ろうとしていた。
部活も休み、私の家に誘った。

忘れない内に、今の内に、話し合おうと言っていた。
普通、揉め事や何かがあったとき、双方の話を聞くべきだが、中学生の友人は一切それをしなかった。

私はというと、私の嘘を吹聴し回っている存在に気づくことができず、もう手遅れだった。

夢の中の私は、その遅れを取り戻そうと
「話し合おう。」
と連呼していた。

そして、中学校から私の家にたどり着くまでに夢は終わってしまった。

初詣


変な夢を見てしまった私はだらだらと眠り続け、昼前に起き、家族とイトコ含めて初詣に向かった。そこで、おみくじを引いた。

大吉だったが、口は災いの元だと出た。

そして家に帰り、家族やイトコ達と蟹鍋を楽しんだ後、解散した。
その日の夜のことである。

セカンド夢


まるで日々の生活をモニタリングされているようなリアリティー番組に出演していた。
ご飯係だったおばさんが坦々麺を作り、それをおぼんにとってテーブルに座っていて食べていたときだった。
「それ俺のやぞ!!!」
と右前の男が怒鳴ってきた。

私は事前におばさんに、「量少なめで」とリクエストしていたので、このお皿であってると主張した。すると、おばさんが
「あなたのは具なしにしたの」と言った。

私が坦々麺をとったときはおばさんは不在で、勝手に具なしにされているのも知らないので、全体を見て量が少ないものを選び、その男に怒鳴られているのを納得がいかずに言い返したところ、私直属の"審査員”とやらにタブレット越しで説教された。

その内容が、『作ってもらえるだけありがたいと思え、なんなら日頃の態度が気に食わない』といった内容で論点がずれており、明らかに偏見が含まれていたため、その審査員とチャットで口論になり、画面ごしに審査しているはずの審査員が、リアリティー生活に乗り込んできた。

すると、リアリティー生活に乗り込んだことで、その審査員もまた審査される側となり、他者への私怨や偏見が含まれる言動で処罰された。

審査員が目立ち、今回のことはお互い様ということで、と水に流された。

その夜、脳みそ(AI)というリアリティー番組の司会者的立ち位置が私へ連絡をとってきた。

簡潔に話せば、坦々麺で怒鳴られた時に謝っておくのが正解だった、ということだった。

  • 坦々麺の件で謝る

    • 男が怒鳴り散らかしたせいで唾液が飛び散り、同じテーブルで食べている人が不満に思い、後の審査でリアリティー生活から追い出される。

    • 勝手に具なしにアレンジしたご飯係のおばさんは、他にもいろいろやらかしてしまい、後の審査でリアリティー生活から追い出される

  • 審査員の件

    • 脳みそ曰く、あそこまで偏見をもった行動をとるとは思わなかったが、逆審査というルールでクビにすることもできたので、あなたがあそこまで口論し、無駄なストレスを浴びる必要がないとのこと。

脳みそは、あなたは正義感が強いが、余計なことは避けることで、よりもっと自分に集中して生活ができるはずと伝えてきた。

翌朝


何気にメッセージ性の強い夢を見てしまったことで、起きたが疲れていた私。

あの脳みそ曰く、立ち回りを上手くすることで、あなたにヘイトが溜まることがなく、むしろ同じ目にあった仲間と協力して問題を解決できる、と。

世渡り上手になるには賢くならないと…と2025年初本をポチり。


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