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あの頃の君? 第3話

朝礼が終え、席を立とうとすると桜は声をかけられる

松田「急にごめんね🙏私はこのクラスの学級委員してる松田里奈!何かあったらなんでも私に聞いてね!」
山﨑「私は山﨑天!!よろしくね〜」
桜「松田さん、山﨑さんよろしく。めっちゃ元気だね、2人とも」
松田「あ、うるさかったら言ってね!特に天ちゃんとか笑」
山﨑「も〜失礼だな〜」
桜「クラスが賑やかでいいと思うよ笑」
松田「お、笑った〜!入ってきてからあんま笑ってないから緊張してるのかと思ってた」
桜「もう慣れてるんだよね、こういうの」
山﨑「そういえば大阪からって言ってたね、私も大阪なの!」
桜「うん、大阪にはいたけど2年くらいだよ。転校は今回で6回目だし」

すると突然…

松田・山﨑「えー!?」
桜「………っくりした〜」
松田「あーごめんごめん、びっくりしちゃって笑」
山﨑「ごめんなさい…笑」
松田「でもそれすごい大変そう」
山﨑「ね、じゃあここも転校しちゃうん?」
桜「いやもうしないよ。祖父母の家に住んでるから」
山﨑「そっか、じゃあ卒業までだね!よろしく!」
松田「うん、そうやね!よろしく!」
桜「あ、2人ともごめん、僕そろそろ先生のところ行かないといけないから」
松田「足止めさせちゃってごめんね」
山﨑「も〜ほんとだよ〜、ごめんねうちの松田が」
松田「天ちゃんも話してたやん!笑」
桜「ううん、話せてよかったよ。何かあったら頼らせてもらうね」
松田・山﨑「任せて!あ…笑」
桜「仲良いね笑」
桜(この人たちほんとに明るいな〜)


桜はそんなことを考えながら扉を開けて教室を出ようとするとちょうど誰かが扉の前にいてぶつかりそうになる

桜「あ、ごめんなさい」
??「いえ、こちらこそ」
桜(賑やかなクラスだけどやっぱ静かな人もいるよな)

静かな性格の桜は自分と同じような人がいると知り少し親近感を感じた。



続く…


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