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「なぜそんな言い方をするの?高圧的な人が思っていること」


「なんでこんな簡単なこともできないの?」
「普通に考えたらわかるでしょ?」
「お前さぁ。このくらいやれよ!」
「ちょっとは頭使って考えろよ」

実際に筆者が受けた言葉の一部です。こういった心無い言葉は、感受性が高く優しい人であればあるほど重く受け止めてしまい、自信をなくしたり他人と関わることが怖くなったりと、その人にとって悪い影響を及ぼしてしまいます。

しかし、どの時代、どの環境にもそういったタイプの方がいます。ではその悩みの種をどう解消していくのか。今回はそんな悩みを抱えた方へ、相手の心理状態などから自分の考え方や立ち回り方を変えていく、そんな方法をいくつかご紹介していきます。よかったら参考にしてみてください。

〜高圧的な言動の裏側にあるもの〜

高圧的な言動をする方をまず理解していきます。一歩下がった目で観察し、その人にあった付き合い方や対処方を見つけていきましょう。今回は「人」「環境」「場所」の3つに分けて考えていこうと思います。

〜「人」から考える〜

高圧的な人の言動は、その人自身の根底にある考え方に深く関係しています。あらゆる場面で自分の能力や立場に不安を感じたりすると、それを隠すために攻撃的になります。相手のミスを指摘することで、自分が優位に立とうとするのです。自分の居場所や立場を守ろうとしているんですね。

また、この手のタイプは感情のコントロールが苦手な方が多いです。周囲の意見を聞かずに一時の感情に任せて発言してしまうため、結果として周囲とのコミュニケーションがうまくいきません。「周囲の意見を聞かない」というのも、ある種の自分を守るための防衛反応と考えられます。自分は感情的にならずに、相手とやり取りすることが大切です。言葉の裏にある本当の意図はなんなのか、空飛ぶ鳥が地上を見るような目で探ってみましょう。

〜「環境」から考える〜

職場における習慣化している環境や文化にも大きく影響を受けます。特に職種で働く人の間で起こる愚痴の言い合いや不満の言い合いが日常化している職場や、成果主義が強い職場などの場面で、強い態度が「うまくやっていくためのコツ」として誤解されることがあります。さらに、上司や周囲がその態度を容認している場合や黙認をしている場合は、本人は問題に気づかないまま、自覚がない状態で他社に対して攻撃的な行動を取る可能性があります。

また、定期的な面談や適切なフィードバックが不足している職場では、その人の態度を改善するタイミングがなくなってしまいます。問題行動を指摘されないことで、それを問題とも思わず、本人は「このやり方で良い」と感じ、状況がますます悪化していきます。

〜「場所」で考える〜

職場環境も高圧的な態度に影響を与える可能性があります。例えば、休憩時間が少なかったり、快適な室温じゃなかったり、本人にとってそういったストレスの多い環境では、攻撃的な行動が生じやすくなります。また、チーム内の報連相や連携が不十分な場合、個々の負担が増え、全体の生産性が下がり、結果として他者を責めるような態度が現れることがあります。

〜「あなたでいること」が何よりも大事〜

高圧的な人に悩まされるのは、辛いですよね。しかし、あなたができることは必ずあります。

まず覚えておいてほしいのは、「相手が言ってくることはあなたの価値を決めるものではない」ということです。高圧的な人は、その人自身の問題や不安などの内面的な要素から来ているもので、あなたの存在や努力を否定するものじゃないんです。

そして、あなたの周りには、きっとあなたを理解してくれる人がいるはずです。一人で抱え込まず、信頼できる人に相談することで、心が軽くなることがあります。「そんな人が見つからない」という方は、コメントくだされば相談に乗りますので、いつでも頼ってください。

ゆっくり考える時間がないときもあると思います。そうゆうときに限って頭から離れなくなり、目の前のことに集中できず、本来の自分の力を出せなくなります。そんなときはゆっくり深呼吸しましょう。心を落ち着かせて、プラスの感情を取り入れましょう。嫌なこと1つで他のたくさんの良いことを忘れることはもったいないです。あなたはすでに十分頑張っています。自分のペースで、焦らずに進んでいきましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
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