【Part②】FUNDINNOにおける資金調達について＃林業を未来へ―林業の現状とRINDOが目指す未来
この度、私たち株式会社RINDOは、株式投資型クラウドファンディングFUNDINNO（ファンディーノ）様において、資金調達を実施することになりました。
本プロジェクトは、「既存事業である求人広告事業（RINDO求人ナビ）の強化と人材紹介事業（RINDOエージェント）の立ち上げ」を目的とし、最大5,000万円の資金調達を目指します。
皆さまのご支援が、私たちの活動を大きく前進させる力となります。支援者の皆さまには株主優待もご用意しておりますので、ぜひご覧ください。
FUNDINNOの特設ページはこちら▽
ご支援をいただける方は、以下より会員登録をお願いいたします↓
FUNDINNOの会員登録はこちら▽
第二弾となる今回では、「林業の課題とRINDOのミッション、林業市場の魅力やRINDOの特徴、さらに今後のビジョン」についてお届けします。
【Part①】「FUNDINNO（ファンディーノ）におけるプロジェクト概要や事業内容、創業のきっかけ」はこちら▽
林業専門求人サイトを運営するRINDOのミッションとは
解決したい課題＝業界の担い手不足
放置が進む人工林。未来の森林を守るために必要なこと
「人工林」 とは、種まきや植林を行い、人の手で管理される森林 のこと。日本の森林の 約4割（※林野庁調べ）を占め、良質な国産木材の生産だけでなく、水を浄化し川を育むなど、多くの役割を果たしています。
しかし現在、国内の約6割の人工林が放置され（※林野庁調べ）資源として活用できていないのが現状。適切な管理がされないと、生態系の崩壊や土砂災害のリスク増加など、森林の機能が損なわれてしまいます。
深刻な担い手不足が問題に
総務省の国勢調査によると、林業従事者は長期的に減少し続けており、1980年の14.6万人から2020年には4.4万人へと約4分の1に減少。65歳以上の割合も 25%（2020年） に達し、高齢化が進んでいます。
年齢に伴い引退を余儀なくされる林業従事者も多い中、日本の林業、ひいては森林を守るためにも未来の担い手確保が急務となっています。
市場の魅力
【業界の若返り×人材サービス需要】が事業拡大を後押し！
「地方移住」と「自然の中での仕事」に注目が集まる。若返りが進む林業業界
林業といえば「高齢化」と「人手不足」が課題とされてきましたが、実は近年、20〜30代の若年層からの関心が高まっています。
2000〜2020年の間で、65歳以上の林業従事者は約30%から約25%に減少。一方で、35歳以下の従事者は約10%から約17%に増加しています。（※林野庁調べ）
若者が林業に注目する理由
✅ 地方移住への関心の高まり
認定NPO法人ふるさと回帰支援センターの調査（2021年）によると、1都3県（東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県）だけで約309万人 が地方移住を希望。そのうち、約3割が20〜30代の若者 です。
✅ 学べる環境の充実
「森林の仕事ガイダンス」などの就職窓口が整備され、各地に林業大学校が開校。未経験からでも林業を学びやすい環境 が広がっています。
当社は地方移住検討者も「林業の潜在的な担い手」と考え、RINDOの求人情報や林業に関するコラムを通じて、林業の仕事を知り、興味を持ってもらう機会を提供し、集客を図っています。
自然の中で働く新しい選択肢として、林業がこれからの時代にどう広がっていくのか。引き続き、その可能性を発信していきます。
求職者からの、専門人材用サービスへのニーズの高まり
通常の求人・転職サービスの場合、専門職求人はその他多くの業種の求人で埋もれてしまうことが多く、事業者と求職者のマッチングが困難になります。
そうした状況の中、IT人材専用や介護職専用など、大手求人サービスを中心に様々な専門職を対象とした人材用サービスが増えています。
働き方が多様化し、転職も盛んに行われるようになった昨今、自分に合った仕事を効率的に探すことができる専門性の高い人材用サービスはますます需要が高まっています。
※1 みんかぶ（2025年2月7日時点）
※2 M社公式サイトより
※3 B社公式サイトより
※4 弊社は2025年2月10日を効力発生日として、1株を60株とする株式分割の実施に伴い発行済株式総数の変更をしていますが、現時点で登記申請中です。 登記完了後の発行済株式総数は12,000株となります。
RINDOの事業内容
「林業就業アドバイザー」が採用マッチングをサポート
当社が運営する「RINDO」は、林業に特化した求人のみを掲載する就職・転職支援サービス。求職者と事業者の効率的なマッチングを可能にします。
選べる2つの検索方法
✅ エリア別で探す —— 地域ごとに企業を検索
✅ 求人一覧から探す —— 募集中の求人から選択
就職後のミスマッチを防ぐ手厚いサポート
✅職場の雰囲気の事前共有や現場のリアルな声などを知る、先輩従業者との交流の場の提供
✅就職活動の進め方や、応募先の企業・団体に関して、公式LINEで気軽に相談が可能
さらには、弊社が持つノウハウを活かした、林業事業社向けの採用・人材育成事業も展開しています。
「RINDO」は、求職者と企業をつなぎ、林業業界全体の発展をサポートしていきます。
RINDOの特徴
働きたい場所で、林業の仕事探しができる特異性に強み
当社は、従来の求人サービスとは異なる、独自のポジションを確立しています。
✅林業求人に特化 —— 他業界の求人に埋もれることなく、事業者は効率的な採用活動が可能。
✅林業の情報発信 —— 未経験者にも分かりやすい業務内容やコラムを随時公開し、林業の魅力を発信。
✅20〜30代の林業希望者に特化——今の林業で最も求められる年代の集客で、効率的な事業者と求職者のマッチングを実現
✅全国の事業者を掲載——働き方の多様性が重視される中で、求職者の選択肢を多く設けている
当社の事業について、テレビ番組の取材もいただきました。
テレビ東京/BSテレ東（2024年12月15日放送分）
全力イノベーターズ～SDGsに挑むZ世代～林業に人材を｜テレビ東京
利用者の声
サイト公開からわずか1年ながら、たくさんの求職者の方にご利用いただいています。
RINDOのビジネスモデル
※1 掲載料は、2025年2月時点のものです。
※2 事務手数料 1万円（初月のみ）が別途かかります。
※3 1ヶ月プラン（3万円）×契約月数の価格を100%として計算しています。
4つのプランを展開し掲載費でマネタイズ
当社の主な収益源はRINDOへの掲載費。1、6、12、24ヶ月の4つの期間の掲載プランを設けています。
また、有料求人広告サービスとして「RINDO求人ナビ」を展開しており、2024年1月のサービス開始から1年ですでに45社の運用実績があります。
さらに、上記以外からの収入源確保に向けた取り組みも進行中で、今後は「有料人材紹介事業」や「採用代行事業」の立ち上げも予定しております。
今後のビジョン
【短期計画】
まずは「林業の知名度向上」と牽引する企業を目指し、会員ページ作成などで顧客継続も図る
まずは当社の認知度を上げることに尽力していきます。認定林業事業体からの広告掲載の獲得や、アフィリエイト、チェーンソーメーカーや林業機械メーカーからの広告出稿などで広告運用を進め、RINDOを通して林業に関する情報発信にも力を入れていく計画です。
新規事業の展開
現在、有料人材紹介事業と採用代行事業への展開を計画しています。
✅有料人材紹介サービス「RINDOエージェント」
成果報酬型の契約が可能な人材紹介サービスとして、人材と企業の最適なマッチングを支援
✅採用代行サービス「RINDO採用代行」
企業の採用活動をサポートし、効率的な人材確保を実現することで、林業業界への貢献をさらに強化。
また開発の面では、今年度中に弊社サービスの全体的なアップデートを予定。その後は会員ページの作成も計画しており、弊社の事業に共感していただけるファンの集客にも力を入れることを検討しています。
【中長期計画】
林業特化バーティカルプラットフォームへ
その後は、弊社のヒューマンリソース周辺事業の横展開を計画しています。
林業の慢性的な人材不足の背景には、人材採用支援が不十分な点があります。弊社が持つノウハウを林業全体に広めていくことで、担い手不足に苦しむ現場を救いつつ日本の林業、森林の保全に貢献していきたいと考えています。
当社は、林業のあらゆることをRINDOで解決できる業界のハブ的な存在となることを目標にしています。
今後も林業の認知度向上のために発信を続け、将来的にはRINDOが林業業界になくてはならない存在になりたいと考えています。RINDOが成長することで日本の豊かな森林が守られ、次の世代に受け継がれていく、林業のメインコンテンツになれるよう努めてまいります。
【Part①】では「ファンディーノにおけるプロジェクト概要や事業概要、創業のきっかけ」
【Part③】では「RINDOメンバーの紹介やメディア掲載実績」をお伝えしています。
私たちの活動をぜひ応援していただけると嬉しいです！
FUNDINNOの特設ページはこちら▽
「日本の豊かな森林を次世代へ繋ぎたい」という想いに共感いただける方は、下のシェアボタンから
「#林業を未来へ」とSNSにシェアしてもらえると嬉しいです！🙇♀️💚