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ただの主婦、脚本を語る。山田太一、渡辺あや

アラフィフ主婦、苔むし子です。
ドラマが好きで、いいドラマを見つけてしまうと興奮します。

▪️「岸辺のアルバム」脚本:山田太一
なんと、以前から見たかった「岸辺のアルバム」がBSで放送されているではありませんか!それもTverでも見ることもできていたなんて。気づかなかった。。。
TBSの社長さんがどんどん放送するぞ!とお話しされていたとのこと、嬉しい限りです。

さっそく途中からではあるけれど第十話を見ました。
ああ、やはりいいですね。
「ふぞろいの林檎たち」、「チロルの挽歌」くらいしか見てないけれど、良い。
自堕落な生活ぶりを暴露する若い娘(中田喜子、めっちゃ可愛い)に対し、
津川雅彦演ずる知り合いの先生が(津川雅彦も男前🌟)
「僕は自分がだらしないせいか、どんなふうに人は生きたっていいと思ってる。ただ、死ぬこととか、孤独とか、誰かを好きになることとか
人間の根元にあるような問題を小馬鹿にしたような言い方は好きじゃない。
そういうことと真面目に向き合ってる言い方ならどんな言い方でもいいと思ってる」
詳細は間違ってるかもしれませんが、セリフがいいんですよね。
いいドラマっていうのは、脚本大事やなあ〜と、脚本家が誰なのかを気にしています。
ずっと見たかった「岸辺のアルバム」、残り数話ですが楽しみが増えました。

▪️「カーネーション」脚本:渡辺あや
これまたBSで再放送されている、「カーネーション」
朝ドラ史上傑作との触れ込みを聞き、、やはりこちらもいい!
尾野真千子がハマり役。セリフが率直、気持ち良い。
しかし愛に溢れていて、滋味深さと言いますか。語彙が足らず上手に説明できないけれど、「虎に翼」も良かったけれど、まっすぐな主人公は刺さります。
この作品、他の出演者もしっかりいい味出してます。
がんこ父親役の小林薫のキュートなこと、おばあちゃん役の正司照枝、十朱幸代、どなたもすごい。噂に違わぬいい作品でした。
で、こんな面白い脚本を書くのは誰なの?と調べてみると、なんと大好きな「エルピス ―希望、あるいは災い―」や「今ここにある危機とぼくの好感度について」と同じ方ではありませんか!
やっぱ、この人好きやわあ〜とお宝を発見したような気持ちになりました。多分もう十分有名な方なんでしょうけど。

以上、超個人的な感想でした。読んでいただきありがとうございます。

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