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ぬいのメガネ事情(自作編)

実はメガネキャラを推すのは初めてである。
自分も長年眼鏡とともに生きてきたからなのか、キャラクターに対してメガネ需要は特に無かった。

好きになったキャラがたまたま眼鏡をかけていた。眼鏡はお顔の一部ですとしか思っていなかったが、眼鏡の魅力(魔力?)が少し分かってきた。


メガネキャラの良いところ(当社比)

ぬい話とは脱線するが、少しの気付きを。
・知的さ、スマートさUP(怪しげ感も増す)
・裸眼パターンで2度美味しい
・ポーズが増える
・近眼エピソード(ビジネスメガネもそれはそれで良い)
・感情表現が増える(主にギャグ)
 例①メガネが反射して光る現象
 例②引きの場面で目が描かれない現象(呼び方が不明なので、メガネ処理と呼んでいる)はボケにもツッコミにも使えて便利

あくまで私の見解だが、お得感がある。
普段メガネをかけないキャラが稀にかけるのも良いが、全ては回収出来ないだろう。眼鏡っていいものなんですね。
ぬい用メガネもこだわらなくてはならないと感じた。

市販のぬいぐるみはメガネが大抵刺しゅうやプリントされている。しかし、これでは裸眼にすることも眼鏡処理にも対応出来ない!

無いなら作るしかない!!

自作ぬいは裸眼から作るので、これが可能になる。
フレームの形も色も自在に変えられる…ハズ。理論上は。

自作ぬいメガネにチャレンジ

初めての自作ぬい(推しぬい中サイズ)の時のメガネは難しかった。
ハードフェルトをアイロンで押し固めたが、なかなか扱いにくい。
細かいところは切りにくく、結局3個ほど作ってマシなものを採用した。
2作目の時はより小さなサイズを作るので、さらに難航の予感だった。

どうにか扱いやすいフェルトはないか探した。
すると、ぬい製作の権威・ぬいものアイドルたきゅーとさんの公式YouTubeがヒット。
たきゅーとさんは私のような初心者や中高生向けにぬい作りを教えて下さっている。
実際、私のバイブルである「てづくり推しぬいBOOK~お洋服編~」では平栗先生と共著されており、信頼は折り紙付き。
たきゅーとさんが紹介していたのは、『ボンド布』というフェルトにボンドを染み込ませ厚紙のように加工する方法。意外と力技(;゚Д゚)

実際に作ってみた

作り方は上記、たきゅーとさんYouTubeをご覧ください。

フェルトに水で溶いた工作用ボンドを塗る
そして乾かす!

乾かし方は私のオリジナルである。悪天候だったので室内省スペースで干せる方法を考えた。
家にあった100均のバスケットを横に立て、突っ張り棒を通す。ボンドが垂れてくるので新聞紙を敷いて、簡単な物干しざおの完成☆彡
丸1日ほどして完全に乾くと、本当に厚紙の様に硬くてしっかりしたフェルトになった。
紙のような手触りで、カッターの刃も入りやすい。繊細な線も切りやすくなった!たきゅーとさん、ありがとう!

完成したものがこちら。1回でそこそこのメガネが出来た。
テンプル部分を頭に軽く縫い付けているので、ちょっとやそっとでは外れない。

やっとお眼鏡にかなったメガネができた!

これが過去のnote記事で割愛した部分でした。たきゅーとさん、ありがとう!
この技法でメガネキャラあるあるのメガネ処理ver.も作ってみたいと思う。
需要が無いから商品化されてないのだろうけど、私は見てみたい。
メガネの沼もやはり深そうだ…

お読み頂きありがとうございました!