国立小学校応募状況〜学芸大泉・竹早〜
学芸大学附属竹早小学校抽選日
10月19日は学芸大学附属竹早小学校の一次抽選日です。毎年のこととはいえ、抽選のある日って朝からソワソワしてしまいます。まさに悲喜こもごも。何しろ頑張りと関係ないところで結果が出てしまうわけですから。
竹早小学校の抽選は一部の方だけ立ち会いが許されますが、ほとんどの方は学校のホームページに示される抽選通過者の番号を確認するという形です。今年は男女とも通過率26%でした。調べによると出願者は男女合わせて約2,200名とのこと。昨年と比べると出願者は少なくなっています。ちなみに、竹早小学校の通学範囲は東京都23区。ここに住んでいる来年就学するお子さんの数は約68,000人です。2,200人というのはは68,000人の3.2%。昨年は4%にあたる2,500名が出願していました。国立小学校受験熱は下降傾向と考えてよさそうです。
学芸大泉は応募者急増
さて、すでに抽選が終わっているもう一校、学芸大泉について。こちらは応募者を大きく増やしました。今年の応募者は男女合わせて約1,800名。昨年より400人以上応募者を増やしています。これは大泉小の通学範囲が大きく広がったことが原因です。また、この学校、都内の国立小学校で唯一、学区内に住んでいなくても、合格してから学区内に引っ越すって約束するなら受けていいよ、というところなんです。実際のところはわかりませんが、今までの情報から考えると、今年の応募者1,800名のうち3分の1程度は学区外からの応募者ではないでしょうか?だとすると学区内在住の応募者は1,200名程度。大泉小の新たな学区に住んでいる来春就学児の数は約37,000名。1,200名はそのうちの3%。竹早小学校の学区在住者の受験率とぴったり一致します。
国立小学校人気は下り坂なのか?
というわけで大泉小が応募者大幅増と言っても、受験率は3%で、このあとのお茶の水女子大学附属、筑波大学附属小学校とも応募者は減るのではないかと予想しています。受ける側からすればこれはいいニュースですね。なにしろ最初の抽選の通過可能性が単純に上がるわけですから。ハートを強く持ってこのあとの抽選、試験に臨んでいきましょう!!