“PK阻止率83%”でインテルのゴールを守り続ける「サミール・ハンダノビッチ」を徹底解剖しました
こんばんは〜!
先週から結構TLを騒がせております
まっさんです。
先週はオブラクに関してのコラムを投稿させていただいたのですが、これって読みましたか??
オブラクに限らず、同国代表GKである「サミール・ハンダノビッチ」も同じGKの核となる何かを持っているのかもと思い、今回コラムを作成させていただきました。
というのもですね。。
体を運び「ボールへアタックする意識」がすごいんですよね。
日本のGKがもっと世界に追いつくためにも、彼らの中に『大きな答え』があるかもしれません。
今回のコラムでは、特にハイボールやシュートストップに関しては【一級品】世界トップクラスの異能GKと言っても過言ではない
“PK阻止率83%”でインテルのゴールを守り続ける「サミール・ハンダノビッチ」を徹底解剖しました!
✅「絶対にこれだ」と自信を持って指導したい
✅それぞれの選手に対して100%の解決策を教えたい
✅サッカーが文化になる日本になってほしい
✅息子の力に少しでもなりたい
✅世界で活躍するGKが出てきてほしい
✅川島永嗣を超えるGKが育ってほしい
⬇️という方は、読み進めてください⬇️
【サミール・ハンダノビッチ】
■所属:インテル
■背番号:1
■ポジション:GK
■1984-07-14
■193cm/89kg
■国籍:スロベニア🇸🇮
◾️代表歴
ハンダノビッチはスロベニア人ながらイタリアでのプレー歴が長く、0405シーズンにウディネーゼに移籍してからずっとイタリアでプレーしています。
PKセーブは、もはや彼の代名詞。2010-11シーズンには8本のうち6本を止めてセリエAのシーズン記録を樹立し、2008-09シーズンからの4シーズンで32本のうち15本を止めており、ストップ率は約46.9%です。2012年のインテル移籍後も高い阻止率を誇り、2014-15シーズンは5本中4本を止め、PKストップ率80%を記録。
体形は、身長は高く、体重もそれなりにあるため体形はガッチリ、スピードよりもパワーに優れているタイプであると推測できます。
それでは、中身を見ていきましょう!
〜構え方〜
構え方は基本的に重心は高めです。膝などは少し曲げ、ただ立っているような感じで、至近距離の際は重心はしっかり落とす。足幅はやや広めで、中距離以降では高い重心でリラックスした体勢で構えています。
〜シュートストップ〜
シュートストップの中でも、特にセービングこそが彼の得意分野。ジャンプ力が高く、ゴール上半分のセービングは特に強い。
癖としては、GKから見て右側にダイビングする際、左足は高くまで上がっていますが(日本人はこれができないため、ダイビングに高さ、幅、スピードが出ない)下側の右足が下がったままでガニ股で飛んでしまっています。
そのため幅と高さが出ません。それに対し逆側の左へのダイビングのほうは、足がそろっていて幅も出ています。デヘアなどはとてもきれいに揃っているのでぜひ見てほしいです。
揃っているとダイビングの力が水平方向に行ってしまい、空気抵抗も少なくなるので大事な部分であります。
ハンダノビッチがジャンプ力に優れており、悪い癖はあるにしろ、上へのボールに強いことは分かったと思いますが、
逆に下はどうでしょうか?
実はハンダノビッチはコラプシング(足抜き)の技術も高く、下でも高いセーブ率を誇っています。反応も早くまさに『止めるためのGK』といったところですね。
〜特徴、癖、感想〜
ただしハンダノビッチには弱点が存在します。それはゴロのセービングです。ハンダノビッチはジャンプ力が高いため、低めのボールに対しても【滑る】というよりは【低空ジャンプ】をしています。
もちろん地面スレスレの【低空ジャンプ】が一番早いですが、彼の場合は少し上に飛びすぎてしまいボールにたどり着くのが遅くなってしまう。
実際ゴロのボールに対しては触られるのですが、コースを変えるのが精いっぱいですが、少し遅れがちなプレーが多かった印象です。
コラプシング(足抜き)に関しては、若干上方向へのジャンプも含まれるので問題ないですが、完全にゴロのボールとなると、上方向への力は”ロス”でしかないので体が上に行ってしまう、つまり飛んでしまいがちなハンダノビッチにとっては、苦手な分野だと考えています。
ただ、それでもレベルは高く、特にハイボールやシュートストップに関しては【一級品】です。
またボールに対する【アタックの意識】も強く、ブレイクアウェイ(1対1など)の飛び出しの勢いの良さや、メンタルの強さは特に素晴らしい点であると考えています。
ブレイクアウェイに関しては本当に大事な点で優れており、ハンダノビッチのプレーを見てボールに対する向かい方、ボールに飛び込むメンタルの強さ、思い切りの良さなどは学べる部分であると確信しました。
以上がハンダノビッチの分析です!
皆さんも癖を見つけてみてくださいね!
今回のコラムも、前回のオブラクのコラム同様に橋本 龍来さんのご協力の元、コラムを作成させていただきました😁
橋本さんは、コミュニティー発足の当初から素晴らしい分析力をお持ちで、参加しているGKも彼から学ぶことが多くありました。
僕自身も、めちゃくちゃ勉強にさせていただいてます!🤗
これからも一緒に頑張っていきましょう👌
さて、ここまで呼んていただいた通り、オブラクやハンダノビッチなど、今現在、世界の最高峰のGKを紹介してきましたが、彼らは共に「シュートストップ」の技術が一級品でした。
そして共通していることがあります。
それは「ボールへのアタックの意識」が強いということです。
世界有数のGKに共通する「アタックの意識」
日本のGKもこの意識で
もっと変わるはずだと、信じています。
ロシアW杯では”ベスト16”という
輝かしい功績の裏では
川島選手に対する心無い批判が
SNS上で行われていました
・今の出れただろ
・日本のGKはゴミ
・他のGKが出たら勝てたのに
1つでもミスがあれば恩を忘れ
過去もすべて悪いように
GKを全否定される。
僕はその光景を見て
とても心が痛みました
「選手とGKコーチをつなぐ」
都会も地方も関係なく
悩んでいる選手とGKコーチを
繋ぐことを常に掲げて
僕は活動をしています
「悩みがあっても、聞ける人がいない。」
日本でGKとして頑張っている
選手の7割以上が「GKコーチ」から
専門的な指導を受けられる環境が
少ないというのが現状です。
この問題を解決して、GKという素晴らしいポジションが人気になって欲しく、活動をしています。
もちろん、人気だけでなく「世界」に追いつくような未来を作っていきたいです。
オブラクやハンダノビッチなど、世界のGKに追いつくためには、世界水準である彼らの持つ「軸」を僕たちは知る必要があります(そのきっかけが今の日本にないのが残念ですが…)
アトレティコの守護神
『ヤン・オブラク』
インテルのゴールを守る
『サミール・ハンダノビッチ』
🇸🇮スロベニア代表の彼らを
10代の頃から指導してきた
【ニハド・ペコビッチ】
をご存知ですか?
彼を知ったのが、昨年の12月に発売された「footballista 1月号」の冒頭のページにある【スロベニアの名伯楽が解説する”モダンGKの10の技術】というページのインタビュアーに登場していました。
(著作権の関係上、中身は見せられないです。。)
昨年まではスロベニア代表やオーストリアSVホルンのGKコーチを勤めつつ、現在はイラク代表のGKコーチをしているそうです。すごいですね。。。
そして、なんと日本代表の
権田修一の”師”でもあるそうです‼️
彼に直で聞ける”きっかけ”があればいいですよね〜^^;
僕は日本のGKを変えたいという気持ちはありますが、まだまだ無名なので僕一人だけではどうしようも無さそうです。。
タイミングが合えば、イラクに行ってきます(出来ない)
今日のお話がお役に立ったら、とっても嬉しいです!最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
〜追伸〜
ここまで読んでいただきありがとうございます!
きっと僕と同じようにGKを盛り上げたい!GKがもっともっと世界に追いつけるようになってほしい!という風に、同じ価値観を持っていると思います。
そんな同じ価値観をもっている、あなたに受けとって欲しいものがあります。
それは「GKスキル大百科」です
ありがたいことに、こちらの大百科は大好評につき、定員を満たしていて配布を終了していますが、
ここまで読んでくれたあなたには特別にお渡ししようと思います。
この大百科は、昨年の12月に発売された「footballista 1月号」の冒頭のページにある【スロベニアの名伯楽が解説する”モダンGKの10の技術】というページのインタビュアーに登場していた、ペコビッチGKコーチの考えも参考にしながら作成しました😁
日本のGKを変えるために、自身が強くなるために
是非、受けとってくださいね😁
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