見出し画像

今 気になる本は

小説
『成瀬は天下を取りにいく』
『成瀬は信じた道をいく』
宮島未奈 著

です
きっかけはスマホに たしか、東洋経済のポップアップ通知で著者インタビューの紹介が流れて来たことで

どんな作品なんだろうと、

宮島さんの第一作


『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈│新潮社

について少し調べました
こちらが版元の新潮社による当作品の公式ページです🔽

🚩このページに宮島未奈さんの対談も載っています

紹介

新潮社 公式サイト

当作品の目次

ありがとう西武大津店
膳所(ぜぜ)から来ました
階段は走らない
線がつながる
レッツゴーミシガン
ときめき江州(ごうしゅう)音頭

新潮社 公式サイト

当作品の受賞歴

2024年 第21回 本屋大賞 大賞
第39回 坪田譲治文学賞
第20回 R-18文学賞 大賞・読者賞・友近賞

新潮社 公式サイト

宮島さん、このデビュー作で本屋大賞も受賞しています
坪田譲治文学賞も有名で長く続いている児童文学の賞ですね

坪田譲治文学賞を受賞

この坪田譲治文学賞の受賞に際し、新潮社が記事を公開(2024/01/31)しています🔽

そこに

そんな我が道をまっすぐにいく成瀬あかりの姿が、読者の方々から熱烈な支持を集め、デビュー作にして異例の14万部突破を果たしました。また、「静岡書店大賞」や「中高生におすすめする司書のイチオシ本2023年版」など、数々のアワードにも恵まれました。このたびの「坪田譲治文学賞」を合わせると、衝撃の10冠という大ヒット作になりました。

新潮社公式サイト

とあり、さらに

続編である『成瀬は信じた道をいく』も、1月24日から発売中。高校生から大学生にかけて、少し大人びた成瀬が描かれています。こちらも是非とも手に取って読んでみてください。

新潮社公式サイト

と、宮島さんの第二作の紹介もあります。おまけを貰いました
そして、

著者の宮島さんのコメント


『成瀬は天下を取りにいく』の第一話「ありがとう西武大津店」は、2020年に閉店した実在のデパート、西武大津店が舞台です。滋賀県大津市に住むわたしたちにとって、慣れ親しんだ百貨店を喪った悲しみは計り知れません。
当時、新人賞を目指して小説を書いていたわたしは、このことを物語として遺せないかと考えました。そこで生まれたのが滋賀県大津市に生きる女子中学生、成瀬あかりです。
44年で幕を閉じた西武大津店ですが、成瀬あかりは200歳まで生きると豪語しています。『成瀬は天下を取りにいく』も、たくさんの人に永く読み継がれますように。

新潮社公式サイト

とあります。馴染みの店が無くなるのは たしかに哀しい さみしいことで。〝(宮島さんには)それがこのデビュー作を執筆するモチーフになっていた〟という事がここで明かされていますね

また、作品の公式ページには

著者プロフィール

があります

1983年静岡県富士市生まれ。滋賀県大津市在住。京都大学文学部卒。2021年「ありがとう西武大津店」で第20回「女による女のためのR-18文学賞」大賞、読者賞、友近賞をトリプル受賞。2023年同作を含む『成瀬は天下を取りにいく』でデビュー。第11回「静岡書店大賞」小説部門大賞、第39回「坪田譲治文学賞」、第21回「本屋大賞」など15冠を獲得し話題となる。続編『成瀬は信じた道をいく』とあわせてシリーズ累計75万部を突破。

新潮社公式サイト

名門大学卒ですか。京都大学出身の小説家の方と言えば
芥川賞 受賞の平野啓一郎さん、あと、森見登美彦さん、万城目学さんが脳裏に浮かびます

文学部を出ての小説家とは、宮島さんの小説への一途で揺るがない想いをうかがい知る事ができますね

デビュー作で「坪田譲治文学賞」受賞までで10冠🏆、そのあと注目の「本屋大賞」も含めて驚きの15冠🏆とは🎊

著者インタビュー

東洋経済ONLINE の記事(2024/03/17)です

一部を抜粋しました

私自身は読者の方の反応をあまり見ないようにしています。確かに好評をいただいているようですが、どんなにいい感想でもずっと見ていると疲れてしまうので。前作『成瀬は天下を取りにいく』が2024年本屋大賞にノミネートされた関係で今作を読んでくださっている方が多いみたいで、

『成瀬は信じた道をいく』宮島未奈氏に聞く│東洋経済ONLINE

読者の感想を "ずっと見ていると疲れてしまう" からあまり見ない
とは、感想 送った?公開した?人からすると、想いが作者に届かないという事を明示されて悲しい気持ちになりそうですが、
宮島さんは自分が創作した作品に思いが至ると、きっとずっと深い所で沈思黙考される性格の方なのでしょうね。ひと度その境地に入ると没頭して、それを制御することが難しく、疲弊してしまった体験が今までに あるのだろうと推測されます。
ひと言で言うとおそらく感受性の強い方なのでしょう。そのために こうしてなるべく刺激を減らして、ご自分を護っているのでしょうね

それと、気づいた事がありまして
デビュー作が本屋大賞〝ノミネート〟の段階で東洋経済は宮島さんを取材対象に選んだのですね
〝先見の明〟と言うものでしょうか
注目の理由は何だったのでしょう

このインタビューでは これからの創作についても語られています。その他いろいろも

宮島さんへのインタビュー記事は他にも検索で出て来ます。ここでは冗長になりそうなので割愛します

第一作の一篇が無料公開中


新潮社で
きっと、今年の本屋大賞 受賞を記念しての特典でしょうね
おかげで いつでも気軽に読めるのは嬉しいことです

🚩無料公開─『成瀬は天下を取りにいく』「ありがとう西武大津店」│新潮社公式サイト🔽


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?