コロナ休校期間の備忘録
自称ハイブリッドGKコーチです。おはにちばんは。本職は高校の国語教師で2年生の担任をしてます。(そういう意味ではほとんどの指導者はハイブリッドやな!)
職場の学校もコロナによる休校期間が終わり、今週の頭から分散登校という形で生徒の投稿が再開しました。その際、最初のLHRで生徒としたコロナ休暇の振り返りがよかったので備忘録がてらnoteを書いてみます。
・目的
改めて事情を整理すると、コロナウイルス感染拡大防止のため、4月の中旬から5月末まで約6週間の休校期間がありました。元々計画性のない性格なので(夏休みの宿題は基本最初の2日と最終日にやるような子供でした)GWや夏休みとかもそうですが、休みの最終日は「もう1週間くらい休みほしいな〜」と自分は思ってしまいますw
さて、かの有名な『ドラゴン桜』という漫画で、東大入学を目指す2人に桜木先生は手帳を渡して日記(勉強の記録)をつけさせます。
勉強はやったことが形に残りにくいものです。めちゃくちゃ頑張っても、「どれだけやってきたのか」がわかりにくい。だからこそ、必要なときに「自分はこれだけやってきたんだ」と目で見て振り返れるものを作るという意図がありました。
日常生活においても同じことが言えます。記憶に強く残っていない限り、振り返れる材料がなければ自分の行動を振り返ることはできません。振り返るものがなければ「自分はずっと何をしていたんだろう」と根拠のない後悔が心に残り「もっと充実した時間を過ごせなかったのか」と漠然とした自責の念にかられます。(この段落は300%自分の経験に基づく主観ですw)
そこで、日常に戻って記憶が薄れる前に休校期間を振り返り「何ができて何ができなかったのか」を明確にしようという意図でLHRをしました。
・実行
自分はLHRでよく「マトリックス」を使います。「マトリック」は元横浜マリノス代表取締役・嘉悦さんが出演番組で解説していたのが初見でした。当時、嘉悦さんがマリノスの日産依存体質の解消と黒字化を目指す中で「マトリックス」を使っているという話でした。
2本の軸を引くだけで簡単に物事を分析することができるので公私両面でなにかを整理するときによく使っています。
今回教室で実際に書いた板書がこれです。
Y軸が「できた/できなかった」X軸が「予定があった/なかった」です。このマトリックスを使って、自分自身の休校期間はどうだったか、部屋ごとに分類してみました。
① 理想の部屋
・ブロッキングについてのnote完成
・得意料理を習得する
・伊坂幸太郎の本を2冊以上読む
・体重を落とす
・ツーマーカードリブルを習得する(70%)
・運動生理学の勉強をする
・職場近くの人気とんかつ屋にいく
・観たいだけYouTube観る
② 感謝の部屋
・人生2回目のBBQ
・ズーム飲み会(スポマネ/ジョアン弟子)
・ジョアン講座特別ver
・林彰洋(with大久保択生)のGK論sns発信
・トレーニング大喜利
・育成年代GKコーチzoomミーティング
・倉本さんによるVAK初心者向け講座
・林舞輝インスタライブ
・オンライン授業の配信
③ のびしろの部屋
・筋トレ
・自宅の大掃除
・読書量
あと、
「そういえば今気づいたけど
本来これやっとかなきゃいけなかったやつじゃん!
やべー!どうしよ!!!」
という④の部屋が存在しますが今回は目を瞑りました。
終わってみたらあっという間に感じた6週間でした。この振り返りをする前は「無駄に過ごした時間だったかも」と根拠もなく漠然と思っていましたが、いざ分析してみると、文句のつけようがないとはいえまんが、この期間だからこそできることもたくさんできていて、それなりに満足していい期間でした。
日常的に日記をつけている人はそれが一番だと思いますが、自分のようにズボラな人種は、節目節目に振り返りをするだけでもちがうのかなと思います。
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