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#39 走る。

こんばんは。
今日はまとめではなく、勝手に意思表明をします。

「走る」
土日の朝走ります。
後は平日は昼間に時間が少しあるので昼間。
練習がある月水とその次の日の火木は練習の疲れを休養させたいので休みます。
月水が練習で一緒にトレーニングしなかったり、休みになったら走ります。
なので実質金土日のみですね。
約15分。フライブルクの街を走ります。
その後少しの筋トレ。

・なぜ、走ろうかと思ったか。
クラマーさんの影響が最も大きいです。クラマーさんは80歳になっても毎日トレーニングを欠かさなかったそうです。それはいつでも選手の手本となる準備のため。コーチ業を引退しても、いつか誰かに頼まれた時に、指導できるようにと続けたそうです。この話を聞いて驚愕しました。80歳で!?と。25の僕もこうはしてられないと思い、それからちょくちょく走ってます。

僕が日本でも、ドイツでも、「あぁこの人良いコーチだなぁ。」と思う人は選手と一緒にプレーすることが多いんです。昨日の別チーム見学の時も感じました。そんなエネルギーに溢れたコーチとやるサッカーは子ども達は楽しそうに見えます。

僕がもしも監督になった時、選手達には走る量を必ず求めると今は考えています。質も大切ですが、やはり量があってこその質です。
例えば何年後かに、おっちゃんになった僕が「もっと走ろうぜ!」とだらしない身体で選手に言うのと、おっちゃんなのに結構動ける身体で言うのと。説得力が全然違うと思います。
現役選手には敵わないかも知れませんが、プレーでもしっかり走り、選手の手本となれるように準備していきたいと考えています。

・テンハーグ監督の選手と共に走る姿勢。
現マンチェスターユナイテッドのテンバーグ監督についてこんな報道が。
「選手に罰走として14km走らせる。」
マンチェスターユナイテッドはこれまで低迷期が続いています。そしてこの報道の前に格下であるはずのブレントフォードに0-4と大敗。選手達の総走行距離が14kmも差があったそうです。これは大体選手1人分の差です。それに激怒した、テンバーグ監督は休日予定にも関わらず選手らを招集し、14kmの罰走を命じました。読んでて途中で、「ああ、テンハーグ監督もダメだなぁ。」と思いました。選手らもみな、怒りや不満を抱えたそうです。
しかし、続けてこう書かれていました。
「テンハーグ監督も一緒に14km走った。」
一緒に?現在53歳だぞ?驚きました。監督自ら選手らと14kmを走ったのです。終わった後、ほとんどの選手らは怒りや不満の感情は消え、尊敬や敬意を監督に思ったそう。次の試合では明らかに選手達の運動量が増え、リバプール相手に勝利を収めました。そして今現在、ユナイテッドの低迷期は終わりそうな雰囲気です。
実はテンハーグ監督の前のラングニック監督はユナイテッドでの監督は失敗に終わりました。原因は様々ですが、1つに選手らにデータや理論の話ばかりしていたと裏話が出ています。
「昨日の試合はこれだけ相手より走れていない。」「スプリント数がこんなにも少ない。」
などです。優秀な人で、データを元に理にかなったことを伝えようとしましたが、上手く行きませんでした、
知識やデータ、理論も大切ですが、テンハーグ監督のように行動や感情を選手らにぶつけ、「この人についていこう。」と思われるような人間になることが良い監督には必要ですね。

これは日本帰国後も継続したいです。
毎朝走る。

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