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20240620 日記361


サキュバス酒場LILITH

ここ数週間、毎週火曜日にサキュバス酒場LILITHさんに行こうとトライしていて、4週目にしてようやく参加することが出来ました……。

23時ピッタリにインスタンスが開放されて、先着順で参加できるのだけど、大人気イベントすぎて10秒も立たずに定員に達してしまい、彼女に「今日もサキュバスダメだったよ……」と悲しい報告をする日が続いていた。(そんな報告をするな)

どうしても参加したかったのは、現在書こうとしてる題材の取材のためであり、エッチマンだからではありません。本当か?

これまでjoin戦争に敗北を続けていたこともあって、嬉しいという感情よりも「入れてしまった……」という気持ちが強く、いざは入れたら入れたでめちゃくちゃ緊張してしまった。

洞窟のような入口で席への案内を待っていると、VRC学園10-4のクラスメイトであり、今や立派なサキュバス、メイドとして大活躍しているぱれおさんの姿が遠くに見える。

知らないサキュバスのお姉さんたちに囲まれると緊張してしまうので、知ってるサキュバスのお姉さんがいるインスタンスを選んでいたのだけど、ぱれおさんの立場になって考えると、クラスメイトが何の予告もなく働いてるサキュバス酒場に来たらビビると思う。ごめんよ……。でも、その心情を体験できたことも良かったです……。(鬼)

魔法陣みたいなところからお酒出しててカッコよかった
15分ごとのローテーションでいろいろなサキュバスさんが来てくれる
心音ASMRを直で聴いて宇宙へ旅立ったケイスケくん
フードメニューを食べるとあーんしてくれたりした(すごい)
お酒を瓶で飲まれでいた
おわり

サキュバス酒場に限らず、キャストさんとお話するイベント自体が初めての体験だったのだけど、とても楽しかったし、めちゃくちゃ学びがありました。

一概にサキュバスと言っても通り一辺倒のイメージではなく、いろいろな表現がある。

アバター改変によるそれぞれのサキュバスとしての見た目が違うのが一番分かりやすいのだけど、発声方法も声の出し方や演じ方を鍛えていたり、ボイスチェンジャーを使っていたり、俺と同じで声はそのまま行くことを選んでいる人もいる。

その上で、それぞれがちゃんとサキュバスで、かわいくてえっちなのがすごい。アバターによる身体性以上に、魂がサキュバスなのだと思った。(一生分サキュバスと言っている)

立派なサキュバスになられたぱれおさん

4人に接客して頂いた後、記念撮影をして、アフター(サキュバスさんと個別にお話したり写真を撮れたりする)が始まる。

俺はカウンター席で、ぱれおさんはテーブル席の接客をされていたので、直接の接客は受けられなかったのだけど、俺が照れてぱれおさんと会うのが気まずい感じになった可能性があったので良かったかもしれない。(ごめんね2)

流石に挨拶くらいはしていこう……と思い、ぱれおさんのところに向かうと、俺も早めに行ったつもりだったけど、既に二人のお客さんと話しており、後ろを振り返ると、ぱれおさんとのアフターを希望する長蛇の列が出来ていた……。

特級淫魔(エースサキュバス)まで上り詰めていたクラスメイトと写真を撮るために列に並ぶという、非常に貴重な体験できたのもめちゃくちゃ良かった。ぱれおさんもやりづらかったろうに……。(鬼2)

写真を撮る時もめちゃくちゃ緊張して、ぱれおさんファンの方々に時間を取らすわけにはいかない……と、あたふたしながらお話してしまい、誕生日おめでとうを伝え忘れてしまった。お誕生日おめでとうございます。

体験としてもいろいろ大きな収穫があったけど、単純に楽しかったのでまた行きたいです。ただ、取材の名目で来店許可を得たので、単純に楽しかったでリピートすると流石に怒られるかもしれない。

数分間のエールを

猛烈な映画・猛画(もうが)だった。とても良かったです。

ルックバックの公開も控えているのだけど、この映画もまた、カッコいい背中の物語だったと思う。創作者の一番神聖な姿というのは没頭する背中だと思うし、それを雄弁に語っていた映画だった。

完成度としては文句がなく、個人的な心情として思うところがあるシーンは結構あったのだけど、それだけこの映画を当事者意識を持って観ていたんだろうなと思うし、それも含めて良かったなと思う。

最初は、朝屋くんのキャラクターがあまり好きじゃなかった(ナチュラルネットストーカー仕草が良くないと思う)のだけど「お前も作品で返さなきゃダメなんじゃねえの?」外崎くんに言われて、ちゃんと全力の作品で自分の本気を伝えようとした姿に、太い男だ……となってから、朝屋くんに気持ちを入れ込んで観ていた。

だからこそ、動画の再生回数が回らず100曲作ってもプロへの道がひらけずに音楽を諦めようとする織重夕と、コンクールで選ばれた先の世界で苦悩する外崎大輔が、朝屋くんが作った1本目のMVに「分かってない」ことを伝えるシーンに、正直ちょっと腹を立てていた。

朝屋くんの心象風景として二人は先に行っていて、その背中を追いかけているイメージが浮かんでいた。

だけど、昨年、苦悩と葛藤と自問自答の末に、諦めかけてた夢へともう一度踏み出す覚悟を決めた32歳男性は「いいか朝屋。あの二人は全然大人なんかじゃない。二人からみたら、この瞬間はむしろお前の方が先にいるんだ。周りからガキだと言われるなら、言わせておけばいいじゃないか。拙くても、自分勝手でも、分かってなくてもいい。今のお前の全力をぶつけて、お前がそれを肯定しろ……」と猛烈に思いをたぎらせていた。

萌美ちゃんや軽音部の面々がMVのデキを賞賛していた通り、1本目のMVは決して技術的にダメだったワケでも、多くの人に届かないぬるいものだったわけでもなく、織重夕ただ一人に届かなかったことが問題だった。

最終的に、身勝手さや未熟さを肯定した上で、多くの人の心を震わさなかったとしても、届けたいたった一人に届いて、その人の背中を押す創作に至った(と少なくとも俺は受け止めた)ので、朝屋が言葉ではなく、命を削った作品でカッコいい姿を示したのであれば、俺も頑張らなくてはな……と、勝手にエールを受け取った作品でした。

萠美ちゃんが萌えでした。観れて良かったです。

TKda黒ぶちさんのワンマンライブ

このラインナップに並べるのもどうかと思いますが、ラッパーTKda黒ぶちさんのワンマンライブに参加しました。

昨年末にこのYouTubeを観て、全ての退路を断って、ここで出来なきゃラッパーとしての自分が死ぬくらいの覚悟で、アルバム制作とワンマンライブに臨む覚悟が伝わってきたので、密かにその動向を追っていました。

結果、本当に参加して良かったな……と思いました。

失礼ながら、TKさんの曲をめちゃくちゃ聴き込んでいたワケではないし、ダンジョンから少しずつHIPHOPに触れて好きになっていった男なので、全てを分かっているワケではないのだけど、それでも真っすぐ、ダイレクトにその場の感情と熱量が伝わるのが、ラップという表現の一番いいところだなというのをストレートに感じさせてもらえる素晴らしいライブでした。

フリースタイルダンジョンの3代目モンスターであり、バトルシーンではベテランの域に達する人なのだけど、ダンジョンの地上波放送が2020年で終了した後は、バトルブームが一旦落ち着き、シーンの形自体が変化しつつあった。

ダンジョンで売れた名声を持って、楽曲やライブアーティストの活動を軌道に乗せたR-指定、T-Pablow、CHICO CARLITOや、タレントとしての露出も増えた呂布カルマやDOTAMAなどバトル以外のところでステージを上げた面々もいつつ、バトルブームで輝いた多くの人たちは、今ここでリスクを取って踏み出さないと変われないという帰路に立たされているのかもしれないということを想像したりもした。

客演で春日部の盟友である崇勲が、歌った唯一featuringではない曲である『FLASH』もめちゃくちゃ良かった。

崇勲、ステージでみると驚異的にずんぐりむっくりで、完全に春日部で闇落ちしたまさおくんだったのだけど、ひとたびラップをするとこんなにカッコいいおにぎりが春日部にいるのか……と思わされてしまった。

周りの人に愛されているのも伝わるステージで、だからこそ、自分の弱さから周りに迷惑をかけそうになって諦めかけたという葛藤が胸に響いた。

でも、だからこそ、苦しみながら踏み出した先のステージで、覚悟を決めて全力でラップをかましているTKさんの姿がめちゃくちゃカッコよく、どこからでも夢に走り出していいんだとものすごく勇気をもらった。

noteもめちゃくちゃいいんですよね。

生活の中のマインドセットに自分の曲が聴かれていたい。本当にそうなんだよな……。

ここがスタート地点と話していたので、この踏み出した一歩の先の景色まで、本当に楽しみにしています。

TKさんのライブで俺も自分の夢に向けて頑張らなきゃなと気合いが入った結果として、前述のサキュバス酒場に行った(夢のために必要な体験だったため)ことから、火曜日はかなり感情がめちゃくちゃになってしまった……。


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