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中学生のコンピュータサイエンス シリコンバレーHarker School 初訪問体験記Vol.4

前回のレポートは”今”を学ぶ小学生のコンピュータサイエンスでしたが、中学生の同科目では”未来”に入ります。
授業ではお題がスタンフォード大学の協力のもと、生徒に与えられます。 生徒は、お題の中から誰のために役に立ちたいかという視点でユーザーを選びます。次にそのユーザーが今使用しているアイテムを選びます(例えば車椅子など)。最後に3Dプリンタなどの最新テクノロジーを活用したデザインと、自分のクリエイティビティを加えて、形にしていくという流れです。 ソーシャルスキルは、幼稚園・小学校からの日々の生活の中で十分培われているので、中学校では、そのスキルを形にする経験をさせます。 そして、そのフレームワークを何度も繰り返す事で、生徒はどんどん”未来”を創るベースを養います。 心だけでも知識だけでも世界は変えられない。 つまりJoe先生が熱く語ってくださったバランスの上でイノベーションが起きるんですね。

それと比較して、日本の高校では今"と”過去”にフォーカスしているように思います。 ですからHarkerでは、小学校から中学校の教育が繋がっていて、なおかつ中学校から未来を見据えた授業ができていることに気づき、感動させられました。




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