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Vol.10 気づきの扉を開けていますか?
vol.10
いよいよ投稿も第10回目を迎えました。
今回はタイトルの通り
気づきの扉をひらけていますか?
です。
サッカー界に限らず
指導者という立場で活動されている方なら
必ず一度は耳にしたことのある言葉
「気づき」
そうです、気づきです。
気づきって何?
これはほんとに大切ですね。
GKトレーニングで言えば
選手のわずかな変化を観てそれを次に繋げられるかという所。
選手が
「こういうことか」
「なるほど!」
と思えるようなステップアップして行くためのもの。気づきを与えるなんて言葉もありますしね。
GKコーチとしてのPDCAサイクルを回す部分と重なります。
以下vol.7でその辺りに触れていますので良ければご覧下さい。
観察力/洞察力/観る力を養う
とにかくこれに尽きます。
どんなに素晴らしい理論を持っていても
目の前の選手をちゃんと観れなければ
その理論も全く意味を成しません。
選手は自分のことを分かっているつもりでも
ほとんどが分かっていないことが多い。
なぜなら、自分のことは映像でしか見れず
その瞬間その瞬間を見ることは不可能であり
客観視という言葉は該当しません。
本人の話は主観です。
例え、客観的に物事を捉えているよねという言葉があったとしても、プレーしてる所は見れませんから。
そして映像を見たとしても、あくまで本人の視点で見ているので正しいフィードバックにはなりにくい。
という所でやはり道標となるコーチが必要なんです。
一瞬で見極めないといけない
現場では起きていることを無視して
やりたいことをやっているだけでは指導とは言えずただの押しつけです。
基礎がない状態のゼロの選手に対しては
ベース作りとして教えていくスタイルは全然ありますからそれを否定するつもりはありません。
目の前の選手を良くすることを考えたら
起きていることをまずちゃんと見極める目が必要です。
ここではローリングダウンについて少し触れています。
改善点わかりますか?というタイトル。
小学生のローリングダウンを見て
どこをどう直したらいいのか
即答できますか?
もちろん細分化したら全て課題の可能性が高いです。
小学生ですからね。
その中で、ポイントをいくつか絞って
伝えてあげることで子供なりに理解してくれます。
これが出来たら次はこれのように、大崩れしないように少しずつ修正してあげるのが結果的にはちゃんと成長してくれると思います。
指導対象が小学生じゃなくても同じです。
中学生でも女子GKでも、トレセンの場でも、国体の場でも、大学の場でもやることは同じです。
それは私自身がいちばんよく分かってます。
見極める目がとても大切です。
まとめ
理想はプロ選手のように
身体能力が高くて
背が高くて
ジャンプ力があって
瞬発力があって
反応も良くて
しっかりボールも左右共に蹴れて
飛距離も出る、キックの種類もある
1vs1が強くてクロスにも強い
シュートストップにも強く
リーダーシップがあって
メンタルも強い
なんて挙げたらキリがないほど
理想ならいくらでも挙げられます。
ですが、コーチとして指導対象の選手に
気づきを与えられるかどうか、、。
その選手が「おっ、、💡」
と思えるようにその扉をノックして
刺激してみてください。
一旦納得が起きると信じてトレーニングできます。
あとはトレーニングの質を高めるのみ。
GKトレーニングはやる事も多いので時間が掛かります。
焦らず確実にやってあげたいですね。
このチャンネルでは
Vision:GK人口を増やしたい/GK指導者を増やしたい
Mission:GKトレーニングに悩みを抱える人達への貢献
を掲げて発信をしています。
普段小学生、中学生、高校生、大学生までの指導にあたり、女サカGKは高校生まで。24年度国体東京女子U-16チームのコーチとしても活動し、プロ選手以外のカテゴリーの全ての方とGKの話が出来ます。
選手レベルで言えば、下はGKを始めたばかりの子から上は全国高校サッカー選手権出場、プレミアリーグ所属レベル、大学では関東リーグ(所属チームは3部です)レベルまで。
noteの内容も有料級のものばかりですが、認知もまだまだ低いので良ければ良いねやシェアの方もよろしくお願いいたします。
長文読んでくださりありがとうございます。