早く年賀状書いて大掃除しなきゃいけないのに
YouTubeで加藤ミリヤ「LOVERS partⅡ feat.若旦那（short ver.）」を視聴。
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色とりどりの、無数のキャンドルが灯る、アンティークな家具や壁紙が印象的な薄暗い部屋。
切なげなピアノのイントロが流れる。
横たわり、うつろな表情で物思いにふける加藤ミリヤ。
♪あいらーびゅー
あいにーじゅー‥‥‥
切ない恋の歌を、語り掛けるように情感豊かに歌うミリヤ。
愛し合っているのに気持ちがすれ違うふたり。
こんなに愛しているのに、届かない。
こんなに好きなのに遠回りしてしまう。
やがて体を起こし、恋する気持ちを、情熱をこめて歌うミリヤ。
どんどんミリヤの世界に引き込まれていく。
切ない、切なすぎるバラード。
こんなにミリヤを切ない気持ちにさせているのは、いったいどんな人なの‥‥‥？
その時、一瞬黒いトレンチコートを着て、椅子に座る男の姿が映る。
お前か？
お前がミリヤをこんなに悲しませているのか？
なおも切なく歌い上げるミリヤ。
またトレンチ男がチラリと映る。
切々と歌うミリヤ。
男の顔が映る。
ドーラン濃い目のいかついヒゲ面。
若旦那登場！
曲はサビに突入。
♪べびあらーびゅ べびあにーじゅ
愛してるきみだけを
べびあらーびゅ べびあにーじゅ
そばにいていつまでも
一気にボルテージが上がり、切なさは最高潮。
カメラ目線で歌うミリヤ。
革張りの椅子にもたれ、切なく目を閉じた後、どこかを見上げる若旦那。
保冷バッグみたいな素材の服を着て歌うミリヤ。
眉間にしわを寄せ、切なげな若旦那。
♪あらびゅ あらびゅ あらびゅ
そばにいて‥‥
ミリヤ！
若旦那！
ミリヤ！
若旦那！
ミリヤ！
♪あいらーびゅー‥‥‥
と、その時！
若旦那が歌い始めた！！
立ち上がり、ラップのリズムで、両手を振りかざし、握りしめ、ダミ声で熱唱する若旦那。
しかし、内容は完全にダメ男の言い訳だ。
♪口ばっかりで いつもごめんね
お前が一番大切だって
言ってるわりに そばに居れなくて
♪早く幸せにしたい
それは俺次第
言い訳しながら、ちょっとオシャレに韻を踏む若旦那。
しかし、「I love you」と「I need you」という陳腐なまでに使い古されたフレーズをこれでもかと連投して、こうも聴かせる加藤ミリヤの歌唱力、というか表現力には感動してしまった。
そこで、同曲のライブの動画も視聴してみることにした。
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西洋のお城のようなセット、スモークの上に注がれる神秘的なブルーの照明。
ミリヤは黒いドレス風の衣装、くるりんとした前髪の金髪ウェーブヘア、深紅の口紅。
切ないピアノのイントロが流れる。ステージ上の階段のセットの上で、目を閉じ、しっとりと歌うミリヤ。小柄な体がとても大きく見えるのが不思議だ。
♪あらびゅ あらびゅ あらびゅ
そばにいて‥‥
ミリヤが歌い上げた瞬間、客席から歓声が沸き起こる。
黒いコートを着た若旦那がステージ後方からせり上がってくる！！
ダミ声で熱唱する若旦那。
目を閉じ、リズムを取りながら、聴いているミリヤ。
若旦那のパートが終わると、再び切々と歌い始めるミリヤ。
せり下がって見えなくなる若旦那。
観客はミリヤの歌の世界に引き込まれ、オレンジのペンライトを左右に振りながら一体となる。
♪べびあらーびゅ べびあにーじゅ
愛してるきみだけを
べびあらーびゅ べびあにーじゅ
そばにいていつまでも
気付くとステージに立っている若旦那。再び客席から歓声が上がる。
引き合うように近づいていき、向かい合うミリヤと若旦那。
♪きみのことを強く想うから
なぜかこんなに涙出るから
ありのままの二人でいいから
きみといたい
ミリヤの美声と若旦那のダミ声が奏でる掛け合いのハーモニー！
ミリヤ！
若旦那！
ミリヤ！
若旦那！
ミリヤ！
若旦那が叫ぶ。
「すべてのラバーズたちへ！加藤ミリヤ、若旦那からのメッセージ！あきらめんじゃねぇぞ！！」
ありがとう、ミリヤ、若旦那！