23歳社会人 ステージ4の癌になる
今日でようやく1クール目の抗がん剤投与が終わった。
どこか気持ち悪さはなくなった気がしたが夕食を食べようとした時ものすごい吐き気に襲われた…
しかし気分的には以前よりも楽になり、暇な生活をどう送ろうかと考える余裕もできたので自分の病気についてさらっと書こうと思う。
ガンになったと分かったのはただの乾いた咳が続いたという原因ひとつだけ。
最初はコロナを疑ったり、仕事柄あまり良くない環境でもあるためそれからくる喘息のようなものだと考えていた。
しかしタンや鼻水もなく、2ヶ月近く咳が続いたため咳止めをもらいにいく感覚で内科へ。
「肺に異常はないね。とりあえずレントゲンを撮ろう。」と先生が言った。
撮り終えた写真には胸の真ん中にどでかい黒い影。素人目でも分かった。
やべぇ癌じゃね?って…
そこからは大きい病院に転院を2回ほどし検査等行っていった。
実際に分かったことは縦隔という肺と肺の間の場所に悪性リンパ腫という血液のガンがあるということ。それも8cm近くの腫瘍。衝撃だった。
血液のガンで広く知られているのは白血病だろう。
同じかと言われると似たようなものではある。ただ違うのがどの成長過程のリンパが悪性のものになっているのか、という点だ。素人がグダグダ書いて、嘘ってなると困るので血液のガンの一種とだけ分かって頂けるとありがたい。
もちろん血液のガンなので全身転移は考えているそうで、僕にされたステージングは4だった。多分ガンになって一番のショックだった気もする。
先生からは完治を目標にと、言われているのでそれを信じて治療していくしかない。怖さも不安も死ぬほどあるが自分が死ぬ想像はできない。
ガンができた原因は分からず運が悪かったとしか言えないとも言われた。確かに運は人一倍悪いとも思うが、人一倍耐えることは得意なんでね。
負ける気がそもそもしないんですわ。
正直治ってからの人生が楽しみで仕方がない。やりたいことが増えたと思う。
とりあえず軽く乗り越えようかなと思います。
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