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群馬から沖縄に行ってなにしてるの?

こんにちは!れおんです。

前回初noteでは簡単な自己紹介をしました。前のnoteをみてない方へ私は 群馬出身でいまは沖縄の大学に通っています。

初めましての方とお話しするときに必ず聞かれるのが

「群馬からなんで沖縄に来たの?」という質問です。実際の生活でも聞かれているのだから、noteを見てくださったいる人も同じ疑問を持つだろうと思い今回はなぜ群馬から沖縄にきたのか、いま何をしているのか、いま生活する中で意識していることを書いていこうと思います。

長文になりました。気になるトピックだけでも読んでいただければ嬉しいです。


「4年間住みたいところにいけるゲームだって考えたら、なるべく遠くへ!多くの人が観光でしか行かないところへ!」


結論から言うと、群馬から沖縄に来た理由の中で特に大きかったのが
「4年間住みたいところにいけるゲームだって考えたら、なるべく遠くへ!多くの人が観光でしか行かないところへ!」

という考え方です。

通っていた高校は大学進学者のほうが多い学校で周りの友達の多くは東京か地元の大学を選んでいました。

もちろん、東京に住むっていいなぁとは思いました。大きい本屋さんがたくさんあるんだろうな…大規模の大学なら図書館も大きいのだろうな…古本屋さんがたくさんあるのだろうな…(今思えば本が基準になっていましたね)

ただ、それよりも重要だったのは「世の中には本で学べないこともある」ということでした。そこからどのように考え方が飛躍したのかは覚えていませんが、

「文化の違う環境に行こう…北海道と沖縄…寒いの無理だから沖縄!」

最後にとんでもない主観的判断がありましたね…。

ただ、本好きで社会問題に興味があったため、基地問題、観光地、琉球文化のある沖縄はとても魅力的でした。

親の理解も得られ沖縄に来ることになりました。
いま何をやってるのは少しまじめに書いていきます。

「地域における望ましい観光振興のあり方」とはなんだろう

大学では観光について学んでいます。所属するゼミのテーマは「地域における望ましい観光振興のあり方」というものです。

近年の日本は年々観光客数がふえています。2020年には東京オリンピックもあります。地域にとって観光客が増えるということは地域外から地域に落ちるお金が増える、いわゆる外貨の獲得につながり自治体や民間企業などの収入源のひとつとなります。

しかし、ただ観光客を増やすために政策を行ったり、逆に地域として受け入れ態勢が整っていないまま観光客がきてしまうと、渋滞の発生や観光地が人で溢れる、環境が破壊されるなどの問題を引き起こします。

さらには観光客の急増で渋滞が慢性化すれば、そこに住む地域住民にも悪影響を及ぼします。それまで暮らしやすかったのに毎日出勤するたびに観光客の渋滞に巻き込まれる、それまで10分の通勤が30分以上かかってしまったら、不満は溜まっていくでしょう。

「観光客が増えたせいで」と考える人が増えると地域を活性化させるどころか地域へマイナスな影響を与える可能性があります。

さらに言えば、観光客自身も観光客の増加で不満を持つことになります。せっかくの観光なのに渋滞にはまる、観光スポットも人がたくさんいるためゆっくりできない、待ち時間が多くなる…

観光というのは適切に振興を行えば地域の大きな収入源となり、地域の活性化につながります。一方で適切な対応ができていないまま観光客が増え続けるといずれ地域住民も観光客もさらには地域全体を不幸にしてしまうかもしれないのです。

大学では観光客も地域住民も満足できる観光地になるにはどうすれば良いのか、その方向性で卒業論文も書いていけたらと思っています。


「沖縄に住む人の視点から日本の社会問題はどのようにみえているのか」

ゼミとは関係なく沖縄に来てから意識していることがあります。それは「沖縄に住む人の視点から日本の社会問題はどのようにみえているのか」です。

高校生だった自分にとって沖縄は「基地問題がある」「沖縄戦があった」「修学旅行と家族旅行で行ったなぁ」というのが第一印象でした。

ただ、基地問題に対する賛成反対と言われても自分は新聞や教科書、テレビで知ってるだけで沖縄の人の気持ちを直接聞いたことがないのに自分の主張は正しいと言えるのか。

観光も自分が観光客として沖縄に行き、観光地を巡り、沖縄らしい場所に足を運んで感じることと、実際に住む側として感じることのどこにどのような違いがあるのか。

おそらくどちらが正しいとも間違っているとも言い切れないし、言い切る必要のないことかもしれないです。それでもなるべく多くの意見に耳を傾けて、考える力は必要不可欠だと思っています。

感覚的な意見や本にもテレビにもでてこないより多くの生の声を聞きたい。

それがいま沖縄で過ごしている中で意識していることです。

高校時代の自分はよりよい選択をしたと今になって思います。あとはいま沖縄にいることを最大限にいかしていきたいと思っています。



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