GizmoTools Ver5.5.0 をリリース
AutoCAD, BricsCAD, IJCAD 向けアドオンツール「GizmoTools Ver5.5.0 」をリリースしました。今回のバージョンは BricsCAD 向けの更新になりますの AutoCAD と IJCAD で利用している方は、更新不要です。
ダウンロードはこちらから
*Ver5ですので、既存のライセンスはかわらずに使えます。
更新内容は BricsCAD V24 対応とコマンド追加&改善になります。
詳細は以下の通り。
Ver5.5.0 (2023.10.17)
**************|| BricsCAD 向けの更新なので他CAD の人は更新不要。||**************
[UPD] BricsCAD V24 に対応。
[UPD] インストール時の環境設定用 LISPファイルを各CADで分かれていたのを CAD に
関係なく "gz_installsets.lsp" ファイルから設定する形に更新。
bc_gztool.lsp,gztool.fas, gztool.lsp は削除。
[ADD] スナップ管理コマンド一式を追加。
_GZ:SNAPMAN : 現在のオブジェクトスナップ設定など作図関連の設定諸々を
設定するコマンド。設定を6個まで保存して呼び出しして使える。
_GZ:SNAP1 ~ GZ:SNAP6
: GZ:SNAPMAN で保存した設定を呼び出すコマンド。(割り込み可)
| 2D/3Dのオブジェクトスナップ、スナップ・グリッド・トラッキングなどの
| 設定をどこかで見たようなレイアウトのダイアログ上でできる機能。
| また、複数のプリセット設定(とりあえず 6個まで)を保存しておき、設定を
| 切り替えて使う事ができる。
| (ありていに言うと、AutoCAD Mechanical の AMPOWERSNAP っぽい機能。)
| GZ:SNAPMANコマンドで保存した設定は、GZ:SNAP1...GZ:SNAP6 のコマンドで
| それぞれ呼び出しして切り替えることができる。
| 割り込みで使えるのでコマンド利用中に設定を変えて使えますが、BricsCADの
| 仕様により極角度はコマンド終了後じゃないと反映されません。
[ADD] 文字(1行&マルチテキスト)をマルチ引出線に変換する(_GZ:T2ML)コマンドを追加。
QLAttach のマルチ引き出し線バージョンみたいな。
[UPD] GZ:TED コマンドの改良。
- 高解像度環境でダイアログに表示される文字の挿入基点サイズが小さくて
見えにくい状態になるケースに対応。
- ダイアログ表示時の初期フォーカスが文字列になってなかった点を改修。
- 微妙にパフォーマンスアップ。
[UPD] GZ:AGEコマンドで、結果に干支も表示されるようにした。
[UPD] BricsCAD で GZ:ATIコマンドがうまく動いてなかったので対処。
[UPD] BricsCAD でアイコンなしコマンドにアイコンを付けた。
[UPD] BricsCAD にクイックグループ化を追加していたのを書き忘れてたのでアイコンと
合わせて追加。
[etc] 慢性的に開発時間が取れない状況になっているため、AutoCADとIJCAD向けの対応は
時間的&費用的コストをかけられない都合上、更新を休止することにしました。
それなりに差異を吸収する形で動くようにコーディングしてるので、CADの仕様が
大幅に変わらなければ現行バージョンである程度追従できるかと思います。
各CADのバージョン表記は次のようになります。
> AutoCAD : Ver5.2.4 (更新休止中)
> BricsCAD : Ver5.5.0
> IJCAD : Ver5.3.1 (更新休止中)
スナップ管理は、BricsCAD の設定画面がどうにも合わない人には嬉しいのではないかと思います。
スナップセットを ON/OFF、Oスナップ少なめ、多めなどで登録しておけば、スナップセット切り替え&一時OスナップでCADの設定画面出す必要が激減するかと思います。
TED コマンドは文字基点の点描画をディスプレイ解像度を考慮したサイズで表示するようになりました。
4K でも 8K でもOKです。8Kは試してないけど😅
今回のリリースに合わせて、書籍のほうも更新しました。
そちらは別記事で紹介します。
では。
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