一般社団法人GIVERは「禁煙」を宣言します。
▼なぜ禁煙宣言を出すのか
喫煙は、日本の三大死亡原因であるがん、心疾患、脳血管疾患に深く関与していることが知られています。
また、受動喫煙による国内死亡者数は15,000人(*1)を超えるという推計もあり、喫煙問題は重要な社会課題となっています。
このような社会課題に対して、ご自宅へ伺う訪問事業を行っている事業者として、三次喫煙(サードハンド・スモーク)へも業務ルールを制定することで、【たばこ由来の有害なニコチンや化学物質をご利用者さまのご自宅内には持ち込まない取り組み】を実施いたします。
喫煙者本人だけでなく、周囲の方にも健康被害を及ぼす喫煙の問題から目を背けることはできず、また、将来を担う子どもの未来を守る法人としてできる喫煙対策を強化します。
一般社団法人GIVERは、ご利用者様とそのご家族の健康と生命を守る専門職団体として禁煙を積極的に支援し推進すべく、ここに禁煙宣言を行います。
(*1)https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000130674.pdf
▼きっかけは喫煙習慣のあるスタッフの入職でした
今まで採用に関して、喫煙習慣が有る無しは特に不問でした。ただ偶然にも過去に喫煙習慣はあれど、現在進行形で喫煙習慣があるスタッフは20名規模になるまで所属がありませんでした。
今回のこの宣言のきっかけになるスタッフが入職されて初めて、訪問事業所としてどう対応すべきなのか、ご利用者さまやそのご家族に与える影響とリスクは、、など課題点が顕在化されたと言えます。
初めはインターネットで記事や最新の研究を調べていくうちに、確実に喫煙が与える影響だけでなく、2次喫煙・3次喫煙が、私たちが守っていきたい対象に悪影響をもたらしていることがわかりました。
日本禁煙学会認定禁煙指導医の高倉一樹院長の助言もいただきながら、該当スタッフへ禁煙をしていく方法、ご家庭に有害物質を持ち込まないための運営方法を導き出し実行することができました。
Unmed Clinic Motomachi https://www.unmed-clinic.jp/doctor/
今後も継続し、喫煙率ゼロを維持すると共に、喫煙に対するスタンスを明確にしていきます。
▼今後も訪問事業者としての責任を果たすためにGIVERがお約束すること
0才児からご高齢の方々の在宅生活を支援させていただくために、できることを一つ一つ行動していきます。
現状の事業ドメインである訪問看護・リハビリ・介護によって悲しむ人を生み出さないためにも、まずは一般社団法人GIVER・スタッフ全員の取り組みとして「禁煙」を宣言いたします。
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