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#1980年代洋楽ヒットソングスベスト100 その6
1980年代の音楽と映画
録り溜めしていたドラマを3話分観た後、風呂に入るためにビデオを止めたら地上波で何回目?のバックトゥザフューチャー。
マーティの吹き替え、最初のテレビ版が織田裕二、今回は宮野真守。時代は変わるなあ。驚いたのが、かなり前のビデオ版でマーティの吹き替えをしていた山ちゃん(山寺宏一)が今回はドクの吹き替えを。こいつはヘビーだ。
1980年代の音楽は映画とも縁が深い。フラッシュダンス、フットルース、バックトゥザフューチャー、トップガンなど、映画との相乗効果で次々と大ヒット曲が生まれ、映画も大ヒットした。
100曲のうち、サントラ絡みで選んだのは4曲、ストリートオブファイヤー、ブレックファーストクラブ、ジャンピンジャックフラッシュ、レスザンゼロとちょっと地味。
The Power of Love、St. Elmo's Fire、Take My Breath Awayなどサントラ絡みで好きな曲あったけど選ばなかったわ。
楽曲メモ パート6
41 I Feel for You / Chaka Khan (1984)
チャカチャカ言ってんのに何で突然シャカって言うの?スティーヴィーワンダーのサンプリングの使い方芸が細かすぎ。そしてスティーヴィーのハーモニカは最高。(US3位、UK1位)
42 A New England / Kirsty MacColl (1984)
ビリーブラッグのギター一本弾き語りの名曲がスティーヴリリーホワイトの抜けの良いドラムで疾走感溢れるバージョンに。しかしカースティは声も歌い方も本当に良い。めちゃくちゃ素朴で強い。100曲にはポーグスは「ニューヨークの夢」ではない曲を選んだけど、シェインの相手は彼女しかいない。(UK7位)
43 The Old Man Down The Road / John Fogerty(1984)
テクノロジーの時代にこの古びたサウンドは逆に新鮮だった。そしてこのドロドロしたギターフレーズは紛れもなくCCR。1960年代ロックを意識した一発目がこの曲だったのかもしれない。(US10位、UK90位)
44 Don't You (Forget About Me) / Simple Minds (1985)
いつかアメリカでも売れると思っていたがまさか全米トップに立つとは。それもU2より早く。抑え気味なサウンドにジムカーのムーディーなボーカルが良く合っている。そしてクリッシーハインド、パッツィケンジットと結婚していただと?ええなあ。(US1位、UK7位)
45 Some Like It Hot / The Power Station (1985)
弾きたいのに弾けない抑圧から解放されたアンディが弾きまくる、めちゃくちゃ痛快。それに合わせジョンがファンキーに指を弾く。そこにトニートンプソンのダンサブルかつ重いドラム。このサウンドに負けないボーカルは残念ながらサイモンじゃない。ありがとう、ロバートパーマー。(US6位、UK14位)
46 Life in a Northern Town / The Dream Academy (1985)
ババンと力強いドラムが良い。北の街の澄んだ空気を吸い込むと清々しい気分になる。さあみんなで歌おう。「ヘーイマンマンマへーーーヤー」(US7位、UK15位)
47 Everybody Wants To Rule The World / Tears For Fears (1985)
1980年代半ば、「Summer」がタイトルに入っているどの楽曲よりも夏を感じさせるTFFの特大ヒット曲。この曲に合うのはクセ強ボイスのローランドじゃなくて真夏の空のように清々しいカートの声。(US1位、UK2位)
48 Voices Carry / 'Til Tuesday (1985)
エイミーマンが在籍したティルチューズデイのデビュー作で唯一の全米トップ10ヒット。2000年代に再び脚光を浴びる彼女の落ち着いた佇まいとは趣きが違う初々しい歌声が良い。(US8位)
その7に続きます。