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なぜキャリアサロン「Varifran」を続けるのか?

目次

1:Varifranの思い

2:就職活動について思うこと

3:Varifranで見た1人1人の可能性

4:これから

1:Varifranの思い

自分の人生は自分だけのものだ。

自分の叶えたい人生を描き、

そんな自分だけの地図を

社会の中で1歩ずつ形にしていけることは

今よりもずっと面白く、豊かな毎日が待っているはずだ。

そんな毎日を送るための

きっかけを届けたい。

1度しかない就職活動で

自分と向き合い、

自分の人生に必要な仕事を

自分でつかみとる。

これから先の

社会人としての新しい人生のはじまりとして、

「意志をもって自分で決めること」

このことには

大きな意味があるのではないだろうか。

2:就職活動について思うこと

だけど、多くの人にとってそんなのは綺麗事に聞こえるのだろう。

そんなことは、寂しくも知ってる。

内定がとれなければ意味がない。

就職活動は内定をとるためのゲームだ。

どうせ将来のことなんか、わからないから考えても無駄。

自分の人生なんか別にどうでもいい。そんなこと考えたくもない。

実際に、そんな言葉を投げかけられたこともある。

そして、嘘ごたくを並べ、そんな面接で合格が出て、

自分として勝負している人がバカらしい思いをする。

確かに、そうなのかもしれない。

確かに、社会は力なき人間を受け入れてくれるほど甘くはない。

活躍できないと思われたら、

「不合格」このレッテルを貼られ「さようなら。」

エージェントも、人事さんも優秀な学生さんの必死で取り合い。

そして、その結果として

そんな取り合いから置いていかれた子たちは

自分は社会の中では特別でないように思わせられる。

自分には何もないことを知る。

1人ぼっちにされたように感じる。

居場所がどこにもないように思わせられる。

そして、悔しくも、虚しく、

もう自分はダメなのではないかと涙が止まらなくなる。

私はそんな就活生が多くいることを知っている。

社会は厳しい。

会社を守っていくには成果を出す必要がある。

大きな成果を出せば、出すほど、

会社は大きくなり、幸せにできる人の数が増えていく。

だから、成果を出せる人を取るのは当たり前だ。

私も1年目の新卒採用人事として会社を主語に考えると

優秀な学生さんをとっていくことが使命だと思う。

だけどね、

就職活動のこの20代の今

ちょっとや、そっと、

就職活動がうまくいなかくたって、

人生がここで終わる訳じゃないと思うんだ。

1人1人、自分の未来を良くしようと頑張って

それでも、ダメなことはこれから先もいっぱいあるのだと思う。

だから、そんなときに「あなたは、ダメじゃないよ」

そうやって言葉をかけて、ぎゅっと抱きしめる場所があってもいい。

そう思う。

もう1歩、立ち上がれるように。

だから、Varifranは就活生のための場所であり続けたい。

就活生にとっても、そんなことは求めてないのかもしれないけれど、

それでも、ダメじゃない。まだまだこれからがある。

そうやって傍にいれるサービスであり続けたい。

3:Varifranで見た1人1人の可能性

22卒85名の卒業生

23卒は現在60名のサロン生が参加してくれている。

私が、2021年5月に22卒の皆さんをお出迎えし、

そして、今は後輩が引き継いでくれている。

私は、Varifranで出会った1人1人のサロン生の可能性を見た。

私がみたサロン生の可能性をこれからの就活生の励みになるかもしれない。

そう思っていくつか書き残す。


❑「そのままでもいい」

4月から誰よりも頑張った。

そして、サマーインターンにたくさん参加した。

それなのに、どこも面白くなく、

何のために就職活動をしているのかわからなくなった。

誰かと競うことが苦手な優しい心をもったその子は、

就職活動というそのものにストレスを感じていただけでなく、

ビジネスの誰かと競うような性質に心が悲鳴をあげ、限界に達していた。

「苦しいならば、競う必要はあるの?」

その言葉にその子は泣いた。

自分は本当は一緒にみんなで助け合っていけるような

そんな環境にいたい。そんな価値を届けたいんだと。

就職活動を大手ではなく、

小さなアットホームな会社を中心に見ていくように変わった。

自分にあった、最も行きたい会社に内定をもらい、

就活を終えた。

きっと、その子はその子のもっている優しさで

周りの人に温かい幸せを

届け続けられる人になっていくのだろう。


❑「負けない」

サマーインターンもほとんど受からなかった。

ESもしだいに、選考ありのものは避けるようになっていた。

頑張っても、頑張っても否定された気分になる。

だから、就活はもう辞めたい。

そんな気持ちでいっぱいな顔をしていた。

だから、

「そんなに頑張らなくてもいいのではないかな?」

私はそんな言葉をかけたが、

その子は、1回も首を縦に振らなかった。

「変わりたいから、頑張るんだ」と。

結果はなかなか出なかった。

それでも、できることをし続けた。

本選考でも、なかなか結果が出なかった。

苦しかったと思う。

これだけ頑張っても、何でダメなんだと私もそう思った。

でも、やっぱり、「もう立ち止まる?」

その言葉に、絶対に首を縦に振らなかった。

「今まで頑張ってこなかった自分が悪いから頑張る。」

そんな姿に私は何度も泣きそうになった。

だから私はいつも精一杯に伝えた。

「自分がダメだと思ったその時に、それでも、もう1歩を踏み続けられる」

そんな人が誰よりも強くて、素晴らしいのだと。

そして、最後、内定を1社もらって就活を終えた。

どれだけ打たれても、逃げたくなっても、

もう1歩踏める。

きっと社会人になっても、そうなのだと思う。

そんな姿は周りを必ず動かす。

確かに、優秀ではない。

話しも論理的に話せないし、

これといって秀でた経験はない。

だけど、1歩ずつここまで前に進める人はない。

自信をもって、そう言える。

そして、それを繰り返せば、

最後には必ず、就活で超えられなかった能力の壁なんか

取っ払えると思う。

私の誇りのVarifran生だ。そう心から思う。

❑何も間違っていない

「何を成し遂げたいのか?」

その問いと、とことん向き合う子だった。

何のために頑張るのかが大事だと思うから、

はたらく理由を見つけたい。

だけど、なかなか見つからなかった。

「目的はないでもいいのではないかな?」

そう言っても、

そんなことないと言うその子に

「誰のためなら、1番頑張れるの?」そう言ったら

「家族」

家族に恩返しがしたいという熱い気持ちを話してくれた。

「それをそのまま話したらダメなの?」

そう伝えると

「間違ってないですか?」そう真剣に聞かれた。

「社会や、お客様のためにって言わないといけないのではないですか?」

そんなことは絶対にない。

頑張る理由は人それぞれ違う。

自分なりの誇れる頑張る理由があるなら、自信をもって伝えたらいい。

安心した顔をしていた。

そこから、それに気づき、

前に進むスピードも加速し、

サマーインターンに落ちた企業も本選考では受かり、

誇らしく就活を終えた。

そして、他のサロン生が就活が終わるまで、一緒に併走してくれた。

そんな優しく、強さをもったその子はきっと、

周りの人のことを大事にした先に、社会に対しても影響力を持つ子に

なっていくだろう。

・・

他にも沢山の感動をサロン生からもらった。(ここには書ききれない)

Varifranには、なぜか、

ちょっぴり自分に自信がなくて、心が優しくて、

頑張り屋さんな皆が入ってきてくれる。

そんなみんなの未来の応援ができてVarifranは幸せな団体だと思う。

そんなみんなと一緒に前に進んでいけたら、いいな。とそう思うのです。

「自分はダメなのではないか?」

「自分は間違っているのではないか?」

「こんなこと言ったらどう思われるかな?」

自分の気持ちは自分だけのもの。

誰のものでもない。

一緒に1人1人の自分らしいストーリーを歩みましょう。

4:これから

これから、Varifranは新しい挑戦をすることを決めました。

代表として、自分の大事な思いを忘れず、

そして、一緒に進んでくれる仲間のことを誰よりも大事に

温かくも前のめりに

この輪を広げていけるように

これからも精進してまいります。

今後ともよろしくお願いいたします。

おまけ

9月20日まで23卒の2期生募集をしておりますので、

こちらからご登録ください~!

https://fants.jp/community/varifran