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「想い」は何を残せるのか?

こんばんは。

法人を設立するにあたり、
なぜ企業するのかの起点となる「想い」をここに書き残そうと思う。

「想い」は何を残せるのか?

そんなことはわからないし、想いがなくても結果は出せる。

それでも、心の中で大切に育てて大事にしてきた「想い」の芽に

花を咲かせるために私は生きたい。

だから、もしも花が咲かなくても、

起点の「想い」だけは残るようにここに残しておこうと思う。

目次

  1. 作りたい世界

  2. 成し遂げたいこと

  3. 最後に届けたいこと

1.作りたい世界

「全ての人が自分らしく生きられる」人の輪を広げたい。

自分の心のヨリドコロをもって、
自分を表現しながら生きられる人の輪を広げていきたい

自分らしく生きられる人で溢れた社会はきっと

幸福度・生命力・利他性の高い社会であり、

情熱と思いやりに溢れた未来に繋がる。

これまで信じてきた大事にしてきた想いである。

▼なぜ、成し遂げたいのか?

【原体験】自分を表現できず、他人軸で生きる苦しさ

あるとき、急に暗闇に迷い込んだ。

言いたいことがあっても周りに合わせて心にとどめて笑って、

やりたいことがあっても、皆と同じにしようにしていようと

みんなに合わせて決めていた。

部活も勉強も文武両道の優等生たちと比べられる環境に

とにかく、ついていけるように、必死で頑張っていた。

色んな人に評価もされた。みんなに認めてもらえいた。

そのことに満足し、安心していた。

私はみんなから必要とされている。と。

でも、あるとき急に頑張れなくなった。

家で朝、起きるのが辛い。

家に帰って1人になると気付いたら涙が止まらない。

それでも学校に行くと何もこれまでと変わらず、笑って過ごすことができる

そのときに気付いてしまった。

自分には何もない。

ただただ、頑張りたくもない、笑いたくもないことで毎日過ごしている。

何もない自分で生きる明日が怖くなった。

沢山の友達はいても、本音で話せる人はいなくて、

漠然とした不安、明日、生きることさえ怖いことを誰にも話せなかった。

孤独だった。

他人軸で生きることはこんなにも苦しく、

自分の人生を生きることは難しいと知る。

暗闇の私に光をくれたのは、友達がくれた愛だった。

「何もなくても、大丈夫。」そう言って私のために泣いてくれたから

自分を大事にすることができるようになった。

そこから、自分との対話を通して自分を見つけてきた。

自分が見つかってから、人生が楽しくなった。

体験したからこそ、自分の軸で生きられる人の輪を広げたいと強く思う。

【追体験】自分なんかを自分ならできるへ

大学時代は高校生のキャリア教育に励んだ。

高校生との対話の授業。

世の中には自分の未来に期待ができず、

「自分なんか」の言葉を可能性に溢れた高校生からたくさん聞いた。

毎日の勉強も、部活も、学校生活も

何のために生きているのかさえわからなくなって

心の居場所を探している高校生が多くいることを知った。

心のヨリドコロをもてる子供たちを増やし、

自分の人生として、もっと丁寧に歩んでいける人の輪を広げたい。

そう強く思った。

2:成し遂げたいこと3つ

①零れ落ちたヒト・コトに愛を

寄り添うことができずに零れ落ちてしまったヒト・コトの集合体である

社会課題の解決に寄り添い、取り組みたい。

自分でさえも自分のことを諦めてどうしたらいいかわからなかったあの日。

大丈夫って言っているのに、おっせっかいだなって言っても、

変わらず、寄り添ってくれた友達みたいに

私も、そっと寄り添い、零れ落ちたものに光を照らせる人でありたい。

寄り添う課題
・日本人のワークエンゲージメントの低下
・地域の空き家の活用
・キャリア教育の未整備
・女性のキャリアの多様性の低さ
・未婚率/核家族化の増加
・精神疾患の予防と雇用率の増加

など

ヒトが幸せに生きる可能性を伸ばすことの障壁となっている課題に

手を伸ばしていきたい。

②誰も取り残さない強くて弱い仕組みを世の中に

社会課題を起こさないビジネスを生み出せる人間になりたい。

目を背けられてきた課題をそのままにするのではなく、

課題を正面から、横から、下から見たうえで、

理解した上で価値を生み出し、持続的な暮らしに貢献したい。

大学時代のNPOの活動を通して、

社会課題の当事者に寄り添うだけでは何も変えられないと強く感じた。

だからこそ、もっと誰も取りこぼさない仕組みを世の中に生み出せるように

ビジネスとして勝負をしたい。

③居場所を作る

自分の大切な人を増やしていく、大切な人が帰ってこれる居場所を作りたい

何かあったときに、そっと背中を押してもらって

少し強くも弱くもなれる場所を提供したい。

孤独は人を弱くする。

誰も孤独を感じないように、全ての人に帰ってこられる居場所を。

3:最後に届けたいこと

情熱や思いやりのような「想い」はきっと何も残さないのかもしれない。

それでも、「想い」を丁寧に結びたいと思えるエゴこそが

ヒトの人生に彩りを与える。そう信じている。