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「ブラインドタッチ奮闘記!弱肉強食の現場」

今日昼過ぎのこと。
普段通り仕事をしていると、職場の人たちから
「ちょっとタイピングのデモ検定やってみてほしい」と言われた。

その提案に、正直面倒な気もしたが、その瞬間、頭の中にふと浮かんだのは、あの『るろうに剣心』に登場する志々雄真実の名台詞。

「そんな(ITの)時代に生まれ合わせたのなら 天下の覇権を狙ってみるのが男ってもんだろ」

普段タイピングをしない俺だが、よく分からない自信が込み上げてきて応じることにした。

いざ、検定スタート!

初めは我流の独特な打ち方で挑む。
正直、特に期待はしていなかった。

しかし結果は

意外にも、準2級並みのスピード。
これはこれで悪くないと思いきや、職場の人たちの視線が「もっといけるだろ」と言わんばかりに刺さる。
そのプレッシャーの中で、再び志々雄真実の言葉が頭をよぎる。

「所詮この世は弱肉強食 強ければ生き 弱ければ死ぬ」


そして2回目に挑戦することにした。

変わらず我流でひたすら打ち込むがやはりさっきのスピードと変わりない。
いや、寧ろ落ちてる⁈

残された時間はわずか。
ここで勝負に出るべく、新たな奥義を繰り出すことを決意する。

そう、「ブラインドタッチ」だ。

普段は見て打つスタイルだったが、今回は敢えて挑戦。
何事も挑戦しなければ成長はない、そんな思いが胸を熱くした。しかし、結果は――。



はい、ガタ落ち〜。

速度も精度も大幅に低下し、さっきのスコアが輝いて見える始末。

「油断? 何のことだ? これは「余裕」というもんだ」

今日からスマホで打つのをやめて、キーボードだ!!!

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