【第2回ネタバレ注意】「アンボックス」2話を見てからの展開と考察

本日はモーニング2021.10号の発売日、アンボックス2話目です。ファンが様々な考察をし、次の話が待ち遠しく、1ページ1ページ震えながら見たことでしょう。そんな2話目を見て前回と同様、勝手な個人的考察をして行こうと思います。ネタバレを含むので見てない方はココでストップ!

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「まずは時系列を考察」

2話目を見ていて「川合がいない」、もしや川合が警察官になる前の話?と感じた人は多いと思う。ゴリツンペアだし。ただ藤は制服で、源は町山署に在籍している。川合が警察官になる→藤が川合に目を付ける→源に町山署に移動を頼む、の流れからまず川合が警察官になってからの話だろう。(訂正、モジャも現場に居たのね。署かと思いました。)

ではなぜ川合を出さなかったのか。ペアだから同行してもいいと思うが。

①休暇。

②他の業務をしていた。でもペアが原則なはずだけど。。

③ガチな案件かつ大勢の警察官で物々しくしないため。

④川合がいるとコメディー調になるので敢えて外して今後ピンポイントで登場。

等々、考えてしまう。でもそんなに深い意味がないのかも(汗)。フォロワーさんは男女間トラブルなので女性警察官も一緒にという事で管轄内の交番署員の藤が呼ばれた、という考察も。なるほどなるほど。


「事件の内容」

前回私の考察で『男女間トラブル』は藤に関する事かと思いきや、以前107話、110話に登場した大山&秋田るみカップルの話。

藤の男女間でなくて良かった~と思いました。しっかり予想していたフォロワーさん、すごい♪

時系列もやはり107話、110話の後と考えるのが自然だろう。秋田るみが実家に避難しているし。

この秋田るみの妹の靴下アップのシーン、多くの読書が気になってましたね・・・。

この後はカナの話や、藤と大山の不穏なやりとり。そして終盤、急展開。

このページをめくるのに震えた人は少なくないはず。ここから凄惨な事件が顕わになってくるのだろう。作者の魅せ方にうなるばかりである。

だがこれらのコマで気になることがたくさんあった。

・通報の「・・・102号室」と回想の「大山と秋田るみのアパートの一室」

このくだりで気になるのは

①大山と秋田るみの部屋は102号室だった?

②「アパートの一室」という表現

まず①の検証。以前の107、110話の時から根拠はないが1階ではないな、と私は感じてました。改めて107、110話を確認したが決定的な絵はなかった。下記のアパートの階段の構造とバックの絵の雰囲気から2階ではないか、という思いが強くなった。

牧高のバックの風景、ドアのアップは「202」にも見える。しかし「2」のカーブのふくらみが感じないから「101」か・・・判断つかず。

しかし後になってフォロワーさんが下記の絵をツイートしており、これは流石に「102」の可能性が高いだろう。

では②の「・・・アパートの一室」という表現は何なのだろうか。ただの一つの表現なだけかも知れないが、「秋田るみとは別の部屋」とも感じる。

考えすぎなのかも知れない。「アパートの一室」というのは「102号室の一部屋」という意味にも取れる。それに上記の絵で、やはり秋田るみの部屋は102号室と考えるのが妥当だろう。


「事件の詳細」

事件の日時は秋田るみが避難してから2日後に起きている。でも不可解な点が数点。

①アパートの管理人が強い異臭で通報

②部屋に住民はいないが部屋中血まみれ

初めに読んだ時は、戻った秋田るみが大山に殺されたと思った。しかしそれなら住民がいないのはおかしい。そして叫び声や大きな物音でなく「強い異臭」で通報というのも腑に落ちない。

「強い異臭」なら血だけでは外には漏れなさそう。死体でないと外まで漏れないだろうし、腐臭も2日で外に漏れるのか・・・。そして2日後というなら、避難翌日に戻り殺害され1~2日放置して死体を移動???

1日でも帰ってこなければ家族が通報するだろうし(フォロワーさん考察)。やっぱり腑に落ちない。

でも当初の「死体遺棄事件」なら移動して別の場所に遺棄する、というのは辻褄が合う。・・・にしても強い異臭は一体何が原因なのか。そしてその血は誰の血なのか。

考えられるのは2通り。秋田るみ本人か、

靴下の描写までした妹の加代、もしくは母親なのか。わざわざ名前を出すくらいなので事件に大きくかかわる予感がする。るみの代わりに荷物を取りに行った時に起きた事件なのだろうか・・・。

そして被害があったのは1人と思う。複数なら大声を発する時間はあったはずだし。まさか大山の血?うーん、謎は深まるばかり。

可能性は超低いが警察官?通報時には藤がいない。

でも刑事課なので居ないのが普通。出勤ならペア行動だし、遅刻で出勤してないなら騒いでるし。仮に休暇で通報前夜に1人で様子見→襲われているが休暇で仲間が気がつかない・・・うーん、まずないな。

そしてやっぱり気になるのが前回も挙げた藤。

大山と不穏なやりとりは嫌な予感を想像してしまう。何もないことを祈るばかり。また県警や大きな犯罪組織が絡む捜査になるのか。この時点ではまだ分からない。

そしてどうしても脳裏から離れないこのシーン。メンタルお化けの川合が20年経っても心の整理がつかない内容とは・・・。

それにしてもナゼ作者はここまで読者の心を騒ぎ立てるのか。一つでも描写が異なると矛盾が生じてしまう繊細なストーリー展開なのに、この構成力と程よい謎。来週が見たくなるラストシーン。作者本人の努力と実力の他に担当編集の力も垣間見る内容である(何目線?w)。そしてこのツイート。

ファンが騒いで深読みしているのを熟知してるww。完全に踊らされていますね。これがあと8回、楽しくて怖いアンボックス。最高ですね。あぁもうドキドキ。


「追記:色んな読者の考察」

いやー多くの読者は色んなところを見てますw。読者の数だけ考察はありますね。例えば

源が大山とサシで30分、何を話してたんだ。源が大山の秘密を握ってる、など。確かに一瞬で落とせる源が30分って長いなと思った。でも言われるまで全然気がつかなかった。

また、アンボックスの一話前の話で

宮本教官は○○か?とか。見直したら確かに。また見返したら川合、結婚してたことにも気づいた。

そして、

カナの両親、亜衣(源誠二の実母)は○○と関係してる?などなど。もう限りない考察の嵐ww。


また追記。秋田るなが大山殺害パターン。

秋田るながアパートに戻る→大山と口論の末、るなが大山を殺害→証拠隠滅のため、るなの家族全員で死体を運ぶ・・・。

辻褄は合う。ただその場合は、るなが大山の抵抗を受けずに素早く殺害する必要があるし、母親は通報するだろうし、素人の女性だけでは死体遺棄も難しいし、証拠も隠滅できてない・・・。でも実は秋田るなの方がヤバイ人物の可能性は捨てきれない。源と大山の30分間の説諭で話していたのかも。


またまた追記。ガチ考察フォロワーの織紙氏より。 カナのスマホか………みんなよく見てる(汗)。また気になる要素を掘り下げるなぁ~。いつも氏の考察、堪能してます(^-^)

個人的にカナのスマホと言ったら山賊&クッションの話を思い出すなw。これも生安被害者からの相談だったりして(汗)。それにしても皆さんの考察が凄まじい事になってる。


それにしてもやっぱり考察は当たり外れじゃなくて、頭の中で色んなストーリーを思い描けるのが面白い。読者の数だけハコヅメがある!って感じですね。考えるとキリがないので止めようと思っても考えてしまう、見返してしまう。普通のマンガならただ次回を待って見て楽しむだけなのに。なぜこの作品はそうなるのか。ホント勘弁して欲しいです(笑)


※フォロワーのツイート引用は許可を得ております。

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