【第4回ネタバレ注意】「アンボックス」4話を見てからの展開と考察

本日はモーニング2021.12号の発売日。今回が4話目ということで忌み数の回。何か急転するのではないかと予想されてる方も多いでしょう。先週よりはドキドキはないものの、やっぱり直前になると心拍数が・・・(汗)。前回と同様勝手な個人的考察をして行こうと思います。ネタバレを含むので見てない方はココでストップ!

〈過去記事〉


「判明した事実」

①被害者は秋田るみ本人

②大山は行方不明

③大山(?)の車両は山中に

ついに4話目で被害者が判明してしまいました。「可能性が高い」という段階ですが、秋田るみ本人に間違いないと思います(泣泣泣)。まだ生死が判明してませんが、事件から2日経っても不明で部屋には血の海という状況から生存している可能性は極めて低いと思います。そして母親と妹は無事の状態ということ。多くの人が覚悟をしていたとは思いますが、とても辛い事実です。

②、③で加害者は大山でほぼ間違いはないと思いますが、協力者がいたかどうか気になるところです。前回までの考察で協力者がいて、その協力者は大きな犯罪組織と絡んでるのでは?・・・とも予想しましたが、そこまで話を広げると10話では終わりそうにないので単独での犯行のような気がします。

となると、単独では遠くに運ぶのが難しいので、山中で車が発見された場所から近くで見つかるのではないでしょうか。


「時系列を改めて整理」※2/18 14:30訂正

2話目で秋田るみを実家に避難させたのを1日目とカウントすると、

1日目:るみが実家に避難。

2日目:昼過ぎにるみが外出。その日には戻らず。

3日目:午後3時に通報。現場に捜査員が入る。

4日目:新聞で報道される。特捜本部にて会議。夜に西川係長が入院。

5日目:生安の二人は横井教官と秋田家へ。山中の車発見(?)

一部訂正しました。始めは捜査会議を5日目としてました(汗)。本誌には捜査会議の日付がないので確定ではありませんが、事件発覚から1日空けることはまずないでしょう。Kさんよりご指摘いただきました。ありがとうございます!

以後の「○日目」はこの時系列の表現を使用します。それにしてもここで西川係長が入院。体調が気になる所だが、横井教官が絡むために一旦退場したのかな。その考察についてはまた後ほど。

また、山中で車が発見されたのは4日目か5日目だろう。4、5日目の会議で言及してないので、5日目の会議が終わってから発見された可能性が高そう。そして秋田家には3~4日目にも訪問してるでしょう。それにしても秋田るみが連絡なく帰宅しなった事に心配しなかったとは・・・悔やまれることでしょう。


「特捜に参加している人員」

今回の事件の特捜本部に参加してる人たちをまとめて見ました。

 真ん中の並びの向かって右から、

1列目:川合、藤、敷根(?)

2列目:那須、牧高(?)、リーゼント

3列目:横井、中富、鎌田

4列目:上杉、山田、フェイジー

 左の並び、向かって右から

1列目:?、宇都、如月

3列目:益田、カナ、西川係長

また、正面お偉方の向かって一番左に署長

ざっとこんな感じでしょうか。あと鑑識は当然いるでしょう。今回、藤や川合は脇役かな。フェイジーは雑用係。

大山と30分説諭したにも関わらず、このような惨事になってしまった罰なのか守ろうとしてるのか。ただ大山が生存していたらフェイジーの活躍する場面は出てくるでしょう。


「大山はどこへ」

山中で車が発見されたのは3日目か4日目という事にしても、なぜ車だけが山中に?という疑問は多くの方が思ったでしょう。普通(?)なら山中に運び、遺棄して逃走という流れだと思います。

もしかして

①遺棄している最中に車が発見され、戻れずに徒歩で逃走パターン。

②共犯者の車で逃走?仮に共犯者が居ても車2台で遺棄しに来るとは思えない。

③るみを遺棄した後、山中深く入り自殺・・・というタマでもなさそうですし。

④遺棄した場所は全く別の場所で、逃亡するだけに山に来た。ちょっとムリあるかな。

可能性が高いのは①でしょうかね。これまでの展開としても奇抜な事はなさそうですし。でもこの事実の出し方が凄い。出しすぎも出さなすぎもダメですし。アンボックスの構想は凄い練ったと推察します。


「西川係長」

5日目の特捜会議に西川係長が入院のため欠席。前日に秋田家に行った後、具合が悪くなって入院したのでしょうか。でもそれならもっと早く報告が来ても良さそうなのですが、翌日の会議の時点で報告って・・・。

せめて町山署、しかも生安にも知らせてなかったって何か心配です。それにこの責任重大な場面で入院するのはよほど重症なのか。生安の課長の笑顔で「治るよ。すぐ戻ってくる」と抽象的な言葉。背筋がゾクッとしました。特捜に動揺が走らないよう何か伏せている気がしてなりません。

まさか『撮り直せない写真』とは・・・。嫌な想像が巡り巡って心に重くのしかかります。作者も産休に入る頃にお世話になった同僚の刑事さんが過労で亡くなられたそうで、過労を防ぐには「警察に良い人材が集まれば」と考えで漫画家になる転機になったそうなので、その部分を強く訴えたいのかも知れません。


「今後の展望」

前回の第3回の考察でも記しましたが、「多数の正義」「忠誠」「裏切り」から紐解いた考察で「多数の正義」はマスコミ?警察組織?と思いましたが、

「世間」なのかもしれません。おそらく強烈な誹謗中傷がるみ本人や家族に容赦なく降りかかることでしょう(泣泣)。父親が他界しているので家族を守る存在がより必要になるでしょう。特に妹の未来に関わってしまいます。"あばすれ"、"風俗嬢一家"など心無い中傷に晒される事に(泣)

だがそうなると「多数の正義」に対する「裏切り」と「忠誠」はどう関わってくるのか。秋田家に降りかかるSNSの誹謗中傷、警察に対する轟々としたマスコミの批判。ただでさえカナの心境はただ事でない状態なのに、ここに西川係長の事で心が壊れてしまわないか・・・ただただ祈るばかりです。

ただ5話、6話はSNSやマスコミの状況、警察は捜査が深まっていく流れで大きくは動かないのでは。7話、8話で大きく動いて9話で急展開・・・のような気がしてきました。


「皆さんの考察・感想」

もうKさんの予想は・・・

当りすぎでしょww

ありうる。。。

確かに。普通(?)に刺殺なら「血の海」とまではならないかな。でもその場合、風呂場で行いそうだが、外には通報されるほどの血痕がなさそうなので切断しない状態で運ぶのは難しそう・・・ひぇぇぇ(泣)


そしてお馴染みの織紙さんの感想やデータも、

いつも楽しく、とても参考にしております。


 それにしてもこうやって展開を考察しておりますが、だんだん辛くなってきました。マンガは一話一話楽しむものなのに、あれこれ推測するのはマンガや読者に対して冒涜しているような気分になります。普通のマンガ、ハコヅメの通常業務でしたら楽しく出来るのしょうけど・・・。でも一度始めたことですので最後までやって見ようと思います。きっと不愉快な方もおられるでしょうが、マンガや読者に失礼がないようにして行こうと思います。

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