【第10回最終話ネタバレ注意】「アンボックス」10話を見てからの展開と考察
本日はモーニング2021.18号の発売日。今回でついに最終話の10話目。1月末から始まったアンボックス。ハコヅメファンがざわつきまくった約2か月もついに最後。新年度をメドに終わるという粋はからい(?)ですね。最後になりますが、「ネタバレを含むので見てない方はココでストップ!」
〈過去記事〉
「ありがとう」
もう、ただただありがとうという言葉しか出てきません。作者、担当者、ファン・・・なんか夢の舞台を味合わせてくれた2か月でした。
読み終わった直後の今は、最終話の内容をあれこれ書くのは余韻に浸れなくなってしまうのでちょっとした感想を。
とりあえず・・・、
可愛いカナを見て一和み♪♪
それにしても自分はマンガが好きで色んな作品を読んできましたが、ハコヅメは特異な作品だと思います。ハコヅメは基本的には1話完結のコメディーマンガ。正直、絵の画力は漫画家としてはかなり低いほうだと思います(土下座)。それをカバーしてきた構成力と元警察官という職歴を生かしたリアリティある内容。だたのリアルマンガではなく、たった1話の中で何度も感情を起こさせる力。
あくまでコメディーのなかでストーリを描いた「同期の桜」。更にストーリー展開を濃くした「奥岡島事件の恩賞」。そして今回のほぼコメディーを廃した「アンボックス」。
もう、何か凄い(←語彙力0)。なかなかこういった作品には出会えません。ストーリーはストーリー。コメディーはコメディーですが、両方できるタイプは稀だと思います。もちろん「面白さ」を保った状態で。
現在のマンガは様々な変わった設定の作品が多く、展開もめまぐるしいものが多いですが、ハコヅメ&アンボックスは王道を行ってると思います。
アンボックスも始まる前はどんな凄惨で複雑怪奇な事件が起きるのだろうかと様々な憶測を呼びましたが、事件としては奇抜なものでなく、世の中に聞く事件でした。ある意味警察の日常の1つを描いてました。
それなのに何度も激しく感情を揺すぶられ、1話1話の内容が濃く、ストーリーの展開として見事なものでした。・・・って偉そうに論評してスイマセン。コレくらいにしておきます。でもあと1つだけ言わせてください。
画力が凄いことになってる!ハコヅメは基本的に人物画です。その人物の画力が初期と全然違う。もちろん初期も初期で好きです。
もう最近は藤の顔にもの凄いパワーを感じます。
奥岡島事件の少し前くらいからかな。それ以前とはまったく印象が変わり別人のようです。デフォルメされててもゾクッとするくらい怖いですw
それと余談ですが、私はアニメ化、実写化はしないで欲しいな、と思ってます。もちろんそれを望む事を否定してる訳ではないですよ(汗汗)。
やっぱりこの作品はマンガだからこそ出せる面白さなので、アニメや実写だとこの作品の要の「間」を表現はかなり難しいと思います。私としては「マンガ」としてこの作品を描いて欲しいなぁ~と思ってる次第です。
全然締めれてないですけど今日はコレくらいで。作品はもちろんのこと、作品を通して知りえたフォロワーさん達にも感謝感謝です(号泣)。
皆さん、ありがとう!・・・あ、名前が変わりましたが引き続きよろしくです!