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Rehabilitationってこの世に溢れている

理学療法士として社会に出て2年目のとき、WordPressで自分のブログを作った。そんな長くは続かず辞めてしまったけど、当時書いていた内容の下書きデータがPCから出てきた。

読み返してみたら、当時の自分に心を打たれてしまったので、そのままここに残しておきたいと思う。

根本にある想いはずっと変わっていないんだなあと感じるとともに、“ギータ”という名前がとても恥ずかしい(笑)




若手理学療法士のギータです。

今日は自分の思うリハビリテーションについて綴ります。

この世はリハビリテーションだらけ。


リハビリテーションってこの世に溢れているんじゃないか?

リハビリテーション職って聞くと、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士を思い浮かべるかと思います。

自分もその中の理学療法士。リハビリテーション職の中の理学療法士。
つまり、リハビリテーション≠理学療法ではないと思っています。

理学療法がリハビリテーションからズレていてはいけないし、理学療法がリハビリテーションの枠を超えていてもいけない。
理学療法士としてこういう言い方が良いかはわかりませんが、自分は「リハビリテーション」が好き。

そして、リハビリテーションってこの世に溢れているんじゃないかと思うんです。


この世に溢れているリハビリテーションってなに?

自分は「きっかけ」を与えられる療法士・人になりたいと思っています。その為にブログを始めたというところもあります。


この世に溢れているリハビリテーション。。。


例えば、飲食店。美味しい料理が出てくる。美味しい料理を食べると、「美味しかったー」って幸せな気持ちになったり、「明日からまた頑張ろう」っていう気持ちになったり、「これどうやって作ったのかな?今度作ってみよう。」って実際に作ってみたり。


例えば、服屋さん。新しい服を買えば、「この服格好いいなー、可愛いなー」って新鮮な気持ちになったり。「この服着てどこ行こう?」って考えたり。「その服オシャレだね」って言われると凄く嬉しかったり。その服を着て意味もなく出かけたり。


例えば、プロ野球選手。プロ野球選手をみて「プロ野球選手になりたい」って熱い想いを持たせてくれたり。「プロ野球選手になるために」ってたくさん練習したり。「プロ野球選手になるのは難しいから」と他の事をがんばったり。


まだまだ、たくさんあって言い出したらきりがないけど。。。


これらって、日常の中では当たり前になりすぎていて気がつきにくいことだけど皆に「きっかけ」を与えているのではないかと思います。
でも、それを当たり前と思われるように提供していることも実は凄いことであって。


難しい言葉になりまますが、潜在する能力を最大限に発揮させ、日常生活の活動を高め、家庭や社会への参加を可能にし、その自立を促す。
「全人間的復権」へのきっかけを与えていただいているんだと思います。


「きっかけ」を与えていただいた後には行動があって。その先でまた「きっかけ」を与えていただける。これの繰り返し。


そうすれば「自立」というものに近づいていけるのではないか。こんな風に思います。


自分が目指したいもの

自分は理学療法士。

だけど、理学療法士というものにこだわっていきたいのかって言われると正直そうでもない。病院や保険内の関わりだけじゃなく、「きっかけ」を与えられることがしたい。

自分が与えた「きっかけ」から行動が生まれ、心身機能が良くなっていく。そんなリハビリテーションがしたいと考えています。ブログはその為の第一歩。

これは新卒から生活期リハビリテーションに関わっていているからこそ感じたものだと思います。世の中にはたくさんのサービスで溢れています。この世の中で当たり前になっているものも一歩引いてみてみるとリハビリテーションになっているんだなって思うのが自分の考えです。

「リハビリテーションってなんですか?」って聞いた時、みんながみんな同じことを言うとは思わない。色んなリハビリテーションがあっていいと思います。その人をよくしようっていう思いさえあれば。

「きっかけ」を与える手段はたくさんあると思います。その手段を自分なりに見つけて学んで発信していきます。



Rehabilitationってこの世に溢れている

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